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元2等陸士からの4年間の体験談

今では考えられませんが、著者が自衛隊に入隊した時は、人員が足りておらず、倍率が0.9倍と身体要件さえあれば、ほぼ誰でも受かってしまう時期に二等陸士から勤務しました。

その経験談を話させていただきます。

受けたきっかけ

家族が非常に貧困状況にあり、国立大学すら受けさせることができないと判断し、事前に自衛隊地方連絡部に相談していたとのことです。

自衛隊地方連絡部には私自身はわずか2回(最初の説明及び筆記試験、身体計測)しかいっておらず、その後教育入隊として陸上自衛隊武山駐屯地に入隊することとなりました。

自衛官として働いていて良かったと思うこと

本来、自衛官は、国の為に命を惜しまず働くものなのですが、後になってかなり居心地が良い事がわかり、本当ならば2年でやめようと思っていたところ、4年目まで続けました。

体力がつき、野外炊事や阪神大震災における炊き出しも経験していることから、任期満了退職してから17年がたつ今でも十分すぎる体力を保持しています。

その他、一般では体験できない事(プロペラ回転中のヘリコプターの乗降、戦車体験乗車、缶飯等のミニメシが一部の訓練時の主食)等を体験することもできました。

身についてよかったと思う技能

まずは、第一種大型自動車免許です。通常では運転免許でさえ20万円代、大型免許になると、更に上乗せで10万円強かかるものが、わずか3万円強で取得できてしまいました。

現在では、直接大型自動車免許を取得することができないようです。

また、5ヶ月と長い教習期間であるにも関わらず、自衛官であるために、俸給は支払われ、かつ、営内でも十分に衣食住を達することがでます。

更に野外炊事の経験から、調理が得意になりました。

なにより体力がついたことは、日常生活に大いに役立っています。

退職後はどのような仕事をしたか?

退職後は全く関係のない仕事に就きましたが、自衛隊で取得した大型免許がまれに必要なことがあったり、体力が必要な場面などでは役に立っています。

おわりに

参考までに、一生を自衛隊に捧げるとして、自衛隊の階級でどこまで行けるかと、そのおおまかの倍率を提示します。

陸上自衛隊、海上自衛隊でのでの体感であり、実際の倍率ではありません。

現自衛官候補生

平均3~5倍 →曹 隊内で平均10倍(当時)→准尉、または幹部候補生→幹部 隊内で平均15倍→最もいけたとして3佐

曹の選抜試験は、試験の参加の体験を目的とする等、意欲のない自衛官も参加することがありますので、辞退される率も含みます。
幹部候補生は、隊内で数回ほどがんばって勉強することにより、比較的なりやすいものです。

一般曹候補生

平均8~16倍 →曹 隊内で平均1.1倍→准尉、または幹部候補生→幹部 隊内で平均15倍→最もいけたとして1佐

隊内で平均1.1倍と記載しましたが、曹候補生が、曹になれない事例は見たことがありません。

幹部候補生

平均25~65倍 →隊内で平均1.1倍→がんばれば幕僚長になれます。

昇格の選抜試験が通過すれば、候補生としての教育、訓練を受けた後、ほとんどの方が昇格します。

(photo by 著者)

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