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    パーツ単位で再利用するパソコンのリサイクル方法

    筆者は、パソコン自体を自作を含み何100台もの購入経験があるにも関わらず、1度もそのまま粗大ごみに出したり資源有効利用促進法に基づく、パソコン回収に出したことがありません。

    粗大ごみに出すことで、そのままゴミになってしまうのは確かですが、パソコン本体が所持しているそのものの資源を有効利用したほうのが、必要な人に取って助かるのではないかと感じ、必ず分解を行ないます。

    パソコン本体を構成する主な部品と再利用方法

    CPU

    パソコンの頭脳そのものです。マザーボードに取り付けてある状態であれば、比較的故障しにくい部品です。

    ノートパソコンの場合は、取り外しが困難です。

    3世代前まえであれば、オークション等で販売しても、価値がつきます。

    特に、CPUにはレアメタル(金・銀)が多く含まれているものの、リサイクルをすることでレアメタルを取り出すことができますが、その過程でエネルギーを発してしまうこともあり、完全にエコにならない場合があります。

    CPUの上部にCPUクーラーやヒートシンクが装着されている場合がありますが、CPUクーラーが非常にきれいな状態であれば再利用は可能です。また、ヒートシンクだけの場合でも再利用は可能ですが、一般的なPCにはあまり装着されている例がありません。

    マザーボード

    パソコンの本体を構成する基盤です。基本的に、パソコンの機種それぞれに設計されており、流用することは困難です。

    多くの場合は、マザーボード単体を販売しても価値がつきません。

    メモリ

    パソコンの一時記憶装置です。デスクトップパソコンの場合は元からモジュール式になっていますが、ノートパソコンの場合は、機種によっては本体内蔵分は基盤に固定されているものもあります。

    1世代前までであれば、オークションで販売して価値がつきます。

    DDR1メモリは、現在ほとんど価値がつきませんが、DDR2メモリはDDR3メモリより高く取引されるケースがあります。

    ハードディスク

    パソコンの主記憶装置です。重要な情報が入っている場合もありますので、最低でも、以下のように完全に削除するようにします。

    きちんとデータの消去を行なわないと、「初期化したのに、どうしてクレジットカード番号が使われているの?」「きちんと全面再書き込みしているのに、どうして個人情報が漏れているの?」ということになってしまいます。

    SSD(ソリッドステートドライブ)

    新たなパソコンの主記憶装置として登場したものです。しかし、SSDの内臓されたパソコンは、SSDの情報を完全消去するのが非常に困難な為、必ずばらして再利用することになります。

    また、SSDには寿命というものがある関係上、大したデータが入っていないSSDをオークション等に出しても、価値がつきません。

    光学ドライブ(CD / DVD / ブルーレイ)

    光学ドライブも再生して利用することができます。しかし、DVDまでのドライブは、現時点で新品でも2000円を切る価格で購入できる為に、多くの場合、オークションで売っても価値がつかないことがあります。

    各種増設ボード (PCI / PCI Express)

    各種増設ボードは、多くの場合は、他の機種で使用可能な事が多く、オークション等で流通させても、それなりの価値がつくものが多いようです。

    特に、デスクトップパソコンのグラフィックボードは比較的高価でやりとりすることができます。

    事務用のパソコンの場合、グラフィック機能がマザーボードに統合されていることが多いです。

    電源

    一般的なパソコンの電源は、そのモデル専用に設計されているケースが多いため、再利用することはできません。

    自作PCの場合は再利用することが可能ですが、オークションで売っても、あまり購入されることはない部品です。

    筐体

    一般的に、筐体も、そのモデル専用に設計されている場合がありますが、デスクトップの場合、ごく一部で再利用が可能な場合があります。

    キーボード

    デスクトップのキーボードは、基本的に再利用が可能です。ただし、PS/2コネクタのキーボードは、一部のPS/2コネクタのないパソコンに装着することができませんが、PS/2→USB変換を用いて、使用することができます。

    しかし、キーボード本体も安値ですと新品で500円~2000円で手に入るものです。

    ノートパソコンに内臓されている、キーボードは、分解して再利用することは困難です。

    マウス

    マウスも基本的に再利用が可能です。ただし、PS/2コネクタのキーボードは、一部のPS/2コネクタのないパソコンに装着することができませんが、PS/2→USB変換を用いて、使用することができます。

    ただし、ノートパソコンに内臓されている、タッチパッドは、分解して再利用することは困難です。

    ディスプレイ

    基本的に接続端子が一緒であれば、再利用ができます。

    VGA、DVIコネクタのいずれかになりますが、一部のパソコンではHDMIとなります。

    今すぐできる、パソコンパーツの再利用方法

    オークション等で販売せずに、ご自身で再利用する方法です。

    デスクトップのメモリ

    規格が合えば、新しいパソコンの増設メモリとして使用することが可能です。

    ただし、Dualchannel 等の技術で、同一のメモリでないと性能が発揮できない機能が搭載されているために、増設メモリをつけることにより、非常に若干ですが、動作速度が落ちる可能性があります。

    デスクトップのメモリには、ある程度最近の規格ですと、DIMM-DDR、DIMM-DDR2、DIMM-DDR3という規格があり、それぞれのメモリは似たような形ではありますが、互換性はなく、スロットに差し込めないようになっています。

    また、同じ規格の中で、速度に関する仕様もあり、これが異なると動かない、または、最も低速なメモリに合わせて動作するのいずれかになります。

    新たにメモリを取り付けた時には、最低でもWindows 7 以降であれば、メモリ診断ツールを起動して検査をしたり、memtest86+ というフリーソフトウェアをCD-R等に焼いてから、再起動して実行する方法があります。

    ノートパソコンの増設メモリ

    規格があい、かつ、新しいノートパソコンでの空スロットがあれば、新しいパソコンの増設メモリとして使用することが可能です。

    ノートパソコンのメモリには、ある程度最近の規格ですと、SODIMM-DDR、SODIMM-DDR2、SODIMM-DDR3という規格があり、それぞれのメモリは似たような形ではありますが、互換性はなく、スロットに差し込めないようになっています。

    また、同じ規格の中で、速度に関する仕様もあり、これが異なると動かない、または、最も低速なメモリに合わせて動作するのいずれかになります。

    新たにメモリを取り付けた時には、最低でもWindows 7 以降であれば、メモリ診断ツールを起動して検査をしたり、memtest86+ というフリーソフトウェアをCD-R等に焼いてから、再起動して実行する方法があります。

    ハードディスク、SSD

    ハードディスクやSSDは、オークション等に転売することで、個人情報等が漏れてしまう心配がありますが、自分で再利用するのであれば、まず漏れる心配はありません。

    パソコンを分解して、ハードディスク、または SSDを丁寧に取り出してから、USB等で接続できるドライブケースの中に内臓させると、ハードディスクが壊れるか、SSDの寿命になるまで使い続けることができます。

    腕に自信があるのであれば、新しいパソコンの本体に新たに内蔵させるのも手です。

    光学ドライブ(CD / DVD / ブルーレイ)

    デスクトップパソコンの光学ドライブであれば、USB等で接続できるドライブケースの中に内臓させることで、使い続けることができます。

    S-ATAとIDEの違い

    上記の外付けドライブを取り付けるのにおいて、S-ATAとIDEの区別方法は以下の通りです。

    • S-ATA 信号線が6本しかなく、比較的スリムなケーブルで接続されている。
    • IDE 信号線が30本以上(または70本以上)あり、横長のケーブルで接続されている。

    おわりに

    本当のエコはどういうことか?そこまで追求するために、リサイクルセンターに以下の問い合わせをしたことがあります。

    パソコンを分解した状態で、不燃ごみに出すと、リサイクル手数料はかかりますか?

    答えは、「No」でした。

    しかし、この時不燃ごみに対象となるPCはマザーボードだけが存在するだけの完全な抜け殻状態となっていました。

    その為に、処分費用が無料となりました。更に、お小遣い程度ではありますが、分解したパーツからの売却利益があります。

    このような方法で、新たにパソコンをリサイクルしてみる方法も一つ案としてあげられるかもしれません。

    (image by amanaimages)
    (image by 筆者)

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