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家づくりをハウスメーカーに依頼する前に知っておきたいこと

毎年、全国で約10万戸近くの住宅がハウスメーカーによって建てられているのをご存知ですか?

ハウスメーカーの家づくりは、工業化された部材を使うことで、安定した品質の住宅を提供できる特徴があります。

ここでは、家づくりをハウスメーカーに依頼する前に知っておきたいことをご紹介します。

本記事は、OZONE家designのご協力により、2012年に執筆されたものです。

ハウスメーカーに依頼するメリット

メリット1:高品質で性能が高い

ハウスメーカーが建てる住宅は、一般的に耐震性能や断熱性能が高いことが特徴です。

例えば、複層ガラスの断熱サッシを早くから標準で採用していたことで、次世代省エネ基準にもいち早く対応しています。最近では、基準を上回る性能で設計している商品も増えています。

また、シックハウスなど空気環境への配慮から、仕上げ材などは十分に吟味され、24時間換気システムの高性能化なども各社積極的に取り組んでいます。

メリット2:現物を確認できる

ハウスメーカーは、住宅展示場のモデルハウスや、主な設備機器や仕上げ材などが一堂に会するショールームを持っているので、パーツの現物や完成した家の雰囲気を手軽に確認することができます。

また、モデルではなく、実際に竣工した住宅を案内する「見学会」も各社開催しているので、参加して、商品の雰囲気を確かめてみるといいでしょう。

メリット3:安定した設計品質

ハウスメーカーは、主に扱う部材や設備が決まっており、設計の自由度が無いように思われるかもしれません。

しかし、間取りを自由に決められる場合が多く、自社の設計ルールに精通した設計者が、建て主の要望に対するさまざまな工夫を盛り込んだプランを迅速に作成してくれます。

メリット4:マニュアル化した工事監理体制

ハウスメーカーが建てる住宅は、主要部材を工場で生産する工業化住宅であるため、本来、欠陥住宅ができにくい仕組みになっています。

そもそも、欠陥が起きないような態勢を整えていますが、もしも不都合が起きたときのためにも、充実した保証制度と安心のメンテナンス体制を整えています。

メリット5:明快な価格構成

オプションを含む住宅にも明快な価格がついており、価格の構成がわかりやすくなっています。

建て主は、価格表と照らし合わせながら、自分にとって必要なものと不要なものを判断することができます。

ハウスメーカーの家づくりにおける注意点

注意点1:モデルハウスは特別仕様

ハウスメーカーのモデルハウスは、理想的な住まいのように見えます。

大空間・大開口リビングダイニングと一体感のあるおしゃれなキッチンや、感触の良い無垢材を使った床、照明器具や家具など、インテリアはセンスよくまとまっているものです。

「素敵!」と感激するのも当然ですが、それは特別仕様である場合が多いので注意してください。

注意点2:設計の自由度に制約がある

自由設計といえども、ハウスメーカーが建てる住宅は、設備機器や部材について、ある程度限定されています。

カラーバリエーションやグレードの違うものなど、さまざまなものを扱っていますが、いわゆる特注や通常取引のないメーカーの商品などを希望すると、納品できなかったり、割高になってしまったりする場合があります。

注意点3:見積もり金額が上がりやすい

ハウスメーカーとの家づくりでは、通常、具体的なプランが固まる前に契約する仕組みとなっています。

よって、契約時点のプランから変更が発生し、契約後に固まっていくことになります。

もちろん、プランが変更されるのに応じて見積もり金額も変更することになりますので、たいていの場合、その金額は上がっていく傾向にあります。

ハウスメーカーの家づくりを成功させるポイント

ポイント1:自分好みの家をつくるハウスメーカーかどうか

ハウスメーカーが建てる住宅の基本性能はどこも高く、各社違いはあるとはいえ、一定レベルが確保されています。1番わかりやすい「工法の違い」も、どれがいいと一概に言えるものではありません。

大切なのは、自分のつくりたい家(デザインや性能、間取り、設備など)を実現してくれるかどうか、という点です。

実際にハウスメーカーの展示場を歩いてみて、そのメーカーのつくっているものを気に入るかどうかが1つの基準になります。

ポイント2:数社を比較検討すること

イメージだけで1社に決めてしまうことは簡単ですが、1社に決めることを焦らないほうが得策です。

何社かの間取りをみるとさまざまなアイデアを得られる上、複数の専門家と話をすることは勉強にもなります。

金額についても何社かの見積もりを比較すれば、相場を把握できるだけでなく、見積もり漏れや自分にとって不要なものに気づくこともできます。

ポイント3:契約までを焦らないこと

気に入ったハウスメーカーであっても、最初に提示された図面や見積もりで「とりあえず」契約するなどは論外です。契約後に見積り金額がアップしてしまうことにもなりかねません。

間取り、設備や部材の仕様、金額に納得してからの契約というのが基本です。

契約を急かされても気にすることはありません。毅然とした態度で、よく吟味して納得のいく契約をし、満足度の高い家づくりをしましょう。

ポイント4:優秀な営業マンを探すこと

優秀な設計者や優秀な監督を引っ張ってくること、建主の希望を設計者へ伝えること、無理のない工事スケジュールを組むこと、全ては営業マンの力量にかかっているといっても過言ではありません。

優秀な営業マンは、建主にとってベストな家づくりにするための統率力を持っています。

愛想がいいとか、熱心に足を運んでくれるとか、そんなことは家づくりにおいて、あまり役にはたちません。

ぜひ「この人は」と思える優秀な営業マンを見つけましょう。

ポイント5:第三者機関を利用する

ほとんどの建主にとって、はじめての経験となる家づくりです。

ハウスメーカーをしっかりと比較して依頼先を決めたり、設計や工事の段階で工務店のペースに巻き込まれずに家づくりを進めたりには、実践的な方法として「OZONE家づくりサポート」のような、専門的な第三者機関を利用するのも有効です。

おわりに

家づくりをハウスメーカーに依頼する前に知っておきたいことをご紹介しました。

家づくりは人生の中でも大きなイベント。後悔のないように、しっかり検討してくださいね。

(image by amanaimages)

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