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    簡単できれいにできるアクリル円板の切り出し法

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    アクリル板を切断する常套手段としては、定規を当てながらPカッターで半分ほど掻き切ってペチンと割ると言う方法が広く知られているようです。

    今回円板、さらに言うとドーナツ板を切り出したいと思ってネットを検索してみたら、これと言った方法がなく皆さん一様に苦労していらっしゃるようでした。

    業者さんに頼むと言う手もありますが、結構な額がかかるようです。

    そこで皆さんの方法を参考にしながら、自分なりに工夫してやってみた事の次第をご紹介します。

    用意するもの

    • コンパスカッター (オルファ)
    • Pカッター P450 (オルファ)
    • アクリル板 (2mm)
    • ポリプロピレンシート (ダイソーで3枚1組100円で売られていた厚さ0.75mmのもの)
    • カッターマット
    • 両面テープ
    • 研磨用紙やすり

    やり方

    任意の半径の円板を切り出すに当たっての最大の障壁はPカッターに当てがう定規がないことです。

    紙や薄いプラスチックなら容易に切断できるコンパスカッターなるものがありますが、2mmもあるアクリル板までは到底切り出すことができません。

    だったら自分が切り出したい半径の円の保護型を自分で作ってしまおう、と言うのが今回の作戦です。

    STEP1

    両面テープを用いてカッターマットの上にアクリル板をしっかりと固定し、さらにその上にポリプロピレンシートを、これもまた両面テープを用いてしっかりと貼り付けます。

    両面テープを貼る位置ですが、最終的に欲しいパーツの部分だけをしっかり固定するようにしてください。除去したい部分まで固定してしまうと、はがす時に無理をしてアクリル板にひび割れを起こす原因になりかねません。

    STEP2

    切り抜く円板の中心点を決めます。

    STEP3

    コンパスカッターを中心点に当て、ポリプロピレンシートから希望する半径の円を切断します。ポリプロピレンシートは柔らかいので、新しい歯を用いて何回か回し切ると比較的簡単に切断できます。

    普通の円板が欲しい時は、中心の針を深く刺し過ぎて大切なアクリル板まで傷付けてしまわないように気を付けます。

    STEP4

    ポリプロピレンシートがこんな感じで切り出されてきます。コンパスカッターの半径をそのままにして、アクリル板の表面をさらにけがいておいてやるといいかも知れません。

    けがく(罫書く)とは建築用語で削って印をつけることをいいます。

    STEP5

    アクリル板表面の必要な部分(この場合円板)を保護するようにポリプロピレンシートを貼り残したまま、ポリプロピレンシートの型の回りをPカッターを押し当てて何度もなぞり、アクリル板を掻き切っていきます。

    カッターマットごと回しながらなぞって行くのが楽なようです。

    Pカッターで直線に切る場合は、半分くらい掻き切ったところでペチンと割るのが定石のようですが、円形に切りたい場合、いびつに割れないとも限りません。怖いので最後の最後まで掻き切ることにしました。

    STEP6

    こんな感じで切り出せました。ここでは最後の切り離しにはもう一度コンパスカッターでけがいたりしました。

    STEP7

    今回はドーナツ板が欲しいので、内側の円も同様にして切り出します。

    STEP8

    切り出された円板。保護用ポリプロピレンシートを外しました。最後に紙やすりを使って切断面を研磨すればできあがりです。

    おわりに

    今回は保護型を作るのにポリプロピレンシートを用いましたが、他の素材でもできるかも知れません。

    やっているとPカッターが逸れて型を引っ掻いて行くことが何度となくありました。

    そうした事故が起こっても保護型を貫通して下にあるアクリル板を傷付けない、また保護型自身が型崩れしないような素材を用いることが肝心であると思います。

    また、今回は保護型ごと一気に切り取りましたが、保護型を作る作業を予め別に行った方が、アクリル板を傷付けるリスクを減らせるかも知れませんので、ご検討ください。コンパスカッターの針で中心点に傷を付けたくない場合は特にそうです。

    (image by 筆者)

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