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5分で分かる!国語・文法「連体詞」の学び方

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はじめに

5分で「連体詞」を学びましょう。まずは、実力チェック。

【問題】 次の文から連体詞をすべて抜き出しなさい。何個ありますか?
  (1) 我が国にある憲法は、いかなる戦力もこれを認めていない。
  (2) このおじさんは、単なるおじさんではなく、へんなおじさんです。

どうですか。自信をもって答えられましたか。下記の文章を読めば、5分できっと自信をもって答えられるようになります。

「連体詞」って何?

1.「連体詞」とは

漢字を見て下さい。ここに「連体詞」の本質がつまっています。「連」=「つらなる」。「体」=「体言(たいげん)」、つまり「名詞(ものの名前)」のこと。「連体詞」とは、体言(名詞)に連なることばなのです。

【例】 ここに「ブタ」という名詞があります。どんな「ブタ」?

 ・「大きな」ブタ
 ・「たいした」ブタ
 ・「あらゆる」ブタ
 ・「この」ブタ

この「太字」のことば、「連体詞」です。

「連体詞」とは、名詞を修飾することば。

「名詞」に注目して、その前のことばが「連体詞」の可能性あり!

2.「まちがいやすい」ポイントは?

名詞を修飾するのが「連体詞」なのは理解できましたか?では次の問題です。

【問題】 次の(1)~(3)の中で、種類の違う言葉はどれですか。(仲間はずれはどれ?)
  (1) いわゆる
  (2) 小さい
  (3) 大きな

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正解は、(1) ではありません。(1)は、連体詞です。(1)~(3)まで、すべて「名詞」を修飾することができます。(1)いわゆる「ブタ」、(2)小さい「ブタ」、(3)大きな「ブタ」、といった感じです。では、仲間はずれはどれか。そうです。(2)だけが、「形容詞」です。他はすべて、「連体詞」です。

(2)の「小さい」は、語尾の「い」の部分が「変化」します。

【例】 
  ・小さ「い」
  ・小さ「かろう」
  ・小さ「かった」
  ・小さ「くなる」
  ・小さ「ければ」

これを「活用する」と言います。「形容詞」は活用しますが、「連体詞」は「活用しない」のです。

「連体詞」は「活用しない」

(1)の「いわゆる」は、活用しないのです。

【例】
  ・いわゆ「る」 (○)
  ・いわゆ「らない」 (×)
  ・いわゆ「ります」 (×)
  ・いわゆ「れば」 (×)
  ・いわゆ「れ!」 (×)

3. 「連体詞」は覚えちゃえ!

結局、「連体詞」は「名詞を修飾する」ことと、「活用しない」ことがポイントですが、いちいち活用するか、しないか確かめるのは面倒です。入試によく出るのは、たかだか20個くらい。そこで、「連体詞」はある程度覚えておいた方が楽なのです。

「この」「その」「あの」「どの」
「大きな」「小さな」
「いわゆる」「いかなる」
「たいした」「たった」「とんだ」
「わが」

これ以外に、「おかしな」「あらゆる」「単なる」「ある」などがありますが、とりあえず、核となる色のついた部分を覚えてしまいましょう。もちろん、楽しく!そう、替え歌にして覚えてしまいましょうか。

「もしもしカメよ、カメさんよ~。世界のうちでお前ほど~。」のリズムで歌ってみましょう。
「この」「その」「あの」「どの」「連体詞」
「大きな」「小さな」「連体詞」
「いわゆる」「いかなる」「連体詞」
「たいした」「たった」「とんだ」「連体詞」
「わが」!

最後の「わが」!は、字余り状態ですが、「おかしな」「あらゆる」「単なる」「ある」なども、歌詞に盛り込んで、自分のオリジナルソングで工夫して覚えてみてもよいでしょう。

おわりに

いかがでしょうか。「連体詞」に対して自信はつきましたか。最初の問題にもどってみて下さい。答え合わせをします。

【問題】次の文から連体詞をすべて抜き出しなさい。何個ありますか?
 (1) 我が国にある憲法は、いかなる戦力もこれを認めていない。
 (2) このおじさんは、単なるおじさんではなく、へんなおじさんです。

(1)の答えは、「我が」「いかなる」の2つ。「ある」は、動詞です。「これ」は、代名詞です。(2)は、「この」「単なる」の2つです。「へんな」は、活用します(「変だ」)ので、形容動詞です。

さて、正解できましたか。もっと練習したくなった方は、自分の持っている問題集で挑戦してみて下さい。

(photo by 足成)

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