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「現代文」を理解するためのキーワード20

現代文を読むには、特に試験の設問に解答するためには、用語の理解は必須であります。本稿では、「現代文」を読み解くためのキーワードを20個ほどカンタンに解説します。

ロゴス

「言葉」の意味。ギリシャ語が語源。

(例文)はじめにロゴスがあった。ロゴスは神とともにあり、ロゴスは神であった。

パトス

「感情」の意味。これもギリシャ語起源。ロゴスと対になる。

(例文)心中ではロゴスとパトスが拮抗した。

コスモス

世界、宇宙、秩序の意味。ギリシャ語起源。対義語は「カオス」。

(例文)現代、コスモスとカオスの対立は過去のどの時代よりも顕在化している。

パラドックス

逆説。一見普通に見えるが実際は論理の矛盾があって成立しないこと。またはその反対のこと。

(例文)取り調べ中の犯人が仲間を売るのは、場合によってパラドックスたり得る。

畢竟(ひっきょう)

究極的には、最終的には。

(例文)畢竟、人は死ぬ。

批評(ひひょう)

評論、評価するの意。

(例文)現代的な批評は、過去の基礎研究をさらうことから始まる。

ポストモダン

現代のこと。「モダン」=近代の次という意味。

(例文)ポストモダンな建築物が90年代の日本ではもてはやされた。

あまつさえ

そればかりか、それに加えて、おまけに。

(例文)心を通わす一人の恋人すらできない。あまつさえ、結婚なんて…。

フェーズ

位相、段階。システム用語。

(例文)宇宙はビックバンによって新たなフェーズへ移行した。

情報化社会(じょうほうかしゃかい)

1次産業や2次産業ではなく、情報に付加価値がつく社会。

(例文)情報化社会への加速度的な発展をインターネットが後押しした。

不条理(ふじょうり)

常識でない、理解できないこと。

(例文)多大なる貢献も評価されず、不条理な思いを抱いた。

恣意(しい)

勝手、気ままの意味。

(例文)統計なデータを恣意的な解釈で、プロバカンダ(広告)に使用する。

システム

互いに影響し合う要素を含んだしくみ。まとまり。

(例文)高齢化社会を迎える我々には社会システムの変容が求められている。

リアリズム

現実主義。対義語は理想主義。

(例文)田中角栄は政治のリアリズムを踏まえた上で、理想をめざした。

民主主義(みんしゅしゅぎ)

国家の構成するメンバー全員にあり、意思決定は全員の合意で行う。デモクラシーともいう。

(例文)戦後に確立された民主主義は病弊している。改革が必要だ。

メディア

テレビ、ラジオ、新聞など報道機関を指すが、最近では、行政・司法・立法に続く第四の権力と指摘されることが多い。

(例文)合法行為だとしても、メディアのネガティブキャンペーンが仕掛けられれば、企業活動もままならない。

不文律

明文化されていないルールのこと。

(例文)初対面では宗教の話しをしないのは不文律だ。

フィロソフィー

哲学、哲学体系の意味。

(例文)その組織には、まずフィロソフィーがあって、具体的な行為はその副産物に過ぎなかった。

マルキズム

マルクス主義、共産主義のこと。

(例文)20世紀のマルキズムは敗北し、その思想は21世紀になって変化を遂げた。

イデオロギー

まとまった考え。思想の体系。

(例文)戦争へと突き進んだ戦前のイデオロギーは、現代人の理解を超えている。

おわりに

中には難しい用語もありますが、できるだけ噛み砕いて解説しました。

もしも気になる言葉があったら、辞書などで詳しく調べてみてください。必ず役に立つ言葉ばかりです。

また、これらの言葉(の意味)をどう解釈すべきか、考えることはもっと役に立ちます。

(photo by amanaimages)

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