キャンプ場のインストラクターさんに教わった火おこしです。以前テレビでも紹介されてたものらしく、今では広く知られているようです。
着火剤・ガスバーナー不要、息を吹きかけたり、うちわであおぐことも不要です。とても簡単に火をおこせます。
準備するもの
- 炭
- 新聞紙 2~3面分
- 金網
- ライター
- BBQコンロや七輪など
STEP1:紙の棒を作る
新聞紙1枚(1面分)を縦横に4分割に破る。(2面なら8枚、3面なら12枚)そして、それを棒状にします。「紙の棒」を10本程度つくります。点火用の紙切れも用意してしてください(縦横10cm程度でよい)。長さは10cm前後位で充分です。
STEP2:紙の棒の積み上げ
金網の上に「紙の棒」を井げた状に積み上げます。
STEP3:炭の積み上げ
紙の棒のまわりに炭を囲うように積み上げる。ただし、紙の棒の井げたの中心は塞がないでください。
イメージとして、煙突状に空気の通り道を作るようにします。
STEP4:点火・3~5分放置
STEP2で別にした一枚の紙の紙切れを軽く棒状に丸め、棒の先端を少しほぐし、ライターで着火してSTEP3で積み上げた炭の山の頂上の穴に入れ紙の井げたに火が着けばOKです。
火口の長い着火用のライターがあれば、穴から直接紙の井げたに火を着けると簡単です。
井げたに組んだ紙の棒に火が移ったらそのまま3~5分放置し、炭に火がおきたら炭をコンロ内に移して完了です。
おわりに
紙の棒で組んだ井げたの中心から着火すると下方の金網の部分から空気(酸素)が入り、燃焼により熱気が上へ抜けていきます。どんどん酸素が取り込まれ炭の山の中の熱が上がっていき、やがて炭に火が付くのです。
安全で楽な火おこし法試してみませんか?
(image by 筆者)