編み物のうちでも、かぎ針一本で大きなものをすいすいと編んでいくのがかぎ針編みの特徴です。
というと少し難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはまったくありません!かぎ針編みをマスターして、インテリア小物から身に着けるものまで手作りで埋め尽くしてみませんか?
ここでは、これから編み物を始める初心者向け、かぎ針編みの「鎖編み」の編み方をご紹介します!
鎖編みとは
鎖編みとは、かぎ針編みの最も基本の編み方であり全ての編み方の基礎となるものです。平面状のものを編む際にはまず鎖編みで目をつくることが主流であり、かぎ針編みをするうえで避けては通れない編み方でもあります。
鎖編みは編み図では図のような記号であらわされます。
用意するもの
- かぎ針1本
- 好きな色の毛糸
鎖編みの編み方
STEP1
左側に糸の端を出して右手に針を持ちます。
STEP2
糸の端が奥から手前にくるようにしてかぎ針の先に毛糸を引っ掛けます。
STEP3
もともと針が通っていた目の中をそのままSTEP2で引っ掛けた毛糸ごと引き抜いて、鎖編みの完成!
鎖編みのコツ
鎖編みは緩めに編んでしまうと目の大きさが緩んで不揃いになり、作品がスカスカになってしまいます。
上の写真でも確認できますが、筆者は少しきつめに左手の人差し指で糸をつまるんで張らせることで、編みやすくしています。
おわりに
いかがですか?鎖編みは、初心者の方でも簡単に編めるやさしい編み方の一つです。筆者が初めてかぎ針で編んだものは、この鎖編みだけを使って大きなわっかを作ったあやとり用のヒモでした。今でも、一番よく使う編み方は鎖編みです。
これから編み物を始める皆さん、ぜひこれを参考に、かぎ針編みを楽しんでみてください!
(photo by 著者)
(photo by amanaimages)