ケーキや焼き菓子に欠かせない「ベーキングパウダー」毎日使うものではないので、正しく保存したい素材ですね。
今回の記事では、そんなベーキングパウダーの保存方法についてご紹介します。
ベーキングパウダーの保存方法
開封前
開封前なら冷暗所で保管すればOKです。著者は、買ってきたら冷凍庫に保管しています。
開封後
頻繁に使うものではなく、見た目では劣化の進み具合が分からない素材です。
空気に触れると劣化しやすく、時間が経つにつれて膨らます威力がなくなります。ケーキなど膨らまない原因にもなるので、開封したら即冷凍保存してください。
開封したら、空気が入らないように密閉します。
セロハンテープで留めても、輪ゴムで留めてもいいと思います。
チャック式の保存袋に入れ、空気が入らないように密閉します。その状態で冷凍庫で保存してください。
補足:ベーキングパウダーの特徴
ベーキングパウダーは「膨らし粉」とも呼ばれ、パン・焼き菓子・まんじゅうの皮などを作る際、ふっくら仕上げる為に用いる素材です。
常温で粉や水に反応し始め、生地に加えた時点から、炭酸ガスを作り始めるので、混ぜ合わせたらすぐに焼くことが大切です。また、高温になると反応する作用もあるので、生地を作るときと焼くときの2回、膨らます作用があります。
様々な膨張材の中で、比較的重い生地をふっくら仕上げる場合は、「ベーキングパウダー」を使うとよいでしょう。
賞味期限以内でも、保存状態により効果が得られない場合もあります。保存していたベーキングパウダーが、まだ使えるか確認したいときは、お湯に少量落としてみてください。水に溶かすと炭酸ガスを作るので、ブクブク泡が出てくればまだ使えるサインです。
おわりに
ふわふわ食感の焼き菓子には絶対必要な素材です。保存状態のせいで、せっかくのお菓子が失敗にならないように、きちんと保存しましょう。
(photo by 著者)