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投資を始める前に絶対に知っておくべき5つのこと

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投資は「お金を増やす」という非常に魅力的な手段に見えるものです。ゼロ金利の今の時代、お金を眠らせておくよりも、効率的に運用し「生き金」を多く生み出したほうがずっと有利になることも可能です。

しかし、そんな魅力的な投資にも多くの罠が存在するもの。投資に希望を見出した個人投資家の7~8割は損をしているのです。

投資というのは、通算の成績がプラスにならないならやらないほうがずっといい。通算で損をするくらいなら、おとなしく貯金していたほうが将来的に残るお金は多くなるものなんです。

つまり、投資を行うなら個人投資家の2~3割のグループに入り、「利益を出せる個人投資家」になる必要があるということ。投資を始めるのは簡単ですが、現実はなかなか厳しいものなんです。

「投資には罠がある」と書きました。世の中には、投資を使って儲けようとする人たちがたくさんいるんです。投資を行って利益を出すのではなく、投資をやろうとするあなたに商品や情報などを売って儲ける人たちです。

そういう罠に引っかかり、投資で無駄な損をしてしまわないように、投資を始める前に知識を付けておく必要があるんです。

1:会計の知識を身に付ける

会計の知識とは、財務諸表を読む能力のこと。財務諸表には「貸借対照表」と「損益計算書」というものがあり、これらはお金の流れなどを表にしたものです。

投資とは、お金に働いてもらい、お金から利益を生み出すもの。時間や労力を売る労働とはステージが違うものです。投資を行うには、お金のことを理解しなければならないんです。

あなたが、「どういうお金の流れの中にいるのか?」や「本当に儲かるのは誰か?」などを瞬時に理解しないと、投資で結果を出すのは難しいでしょう。

これには、財務諸表を読むだけでなく、その内容を素早く理解し、応用できる力が必要になります。このことは「会計リテラシー」とも呼ばれるのですが、これは絶対に必要なものです。

株式投資にしろ、不動産投資にしろ、投資信託にしろ、FXにしろ、会計の知識は絶対に必要です。お金のことを理解していないのに、投資をするべきではないんです。

ちなみに、会計の知識は「簿記3級」の知識があれば充分理解できます。あとは、あなた自身で企業の財務諸表を読んだり、あなたの財務諸表を作ったりして身に付いていくものです。

2:感情のコントロールを知る

投資をやろうとすると、様々な情報や、売り込みに出会うことになります。金融機関などから投資信託のセールスを受けたり、「必勝法」などを含めた信用していいのかわからない情報がネット上などでたくさんあります。

こういうのに出会うとどうなると思いますか?

あなたは、投資で利益を出したいと思っています。そこに「これなら儲かりますよ」と吹き込まれてしまう。多くの方は、ここで感情を大きく揺さぶられてしまいます。その結果に起こした行動で儲かるかは全く別の話のはずなのに。

世の中には、こういうものを売った手数料、売上などで儲けている人たちがたくさんいるんです。それに、ネット上の掲示板などは見ないようにしましょう。信用できるかどうかもわからない情報で感情を揺さぶられる必要はないんです。

お金は、非常に感情的なもの。利益が出たり損をしたりが頻繁に起こる投資では、そのことは顕著に表れるんです。

感情をいかにコントロールできるのか?これが大切です。

まずは、売り込みと情報の違いを理解しましょう。そうしたら、正しい情報と正しくない情報、個人のどうでもいい見解を見分けられるようになるべきです。

変なことを気にしなければ、感情のコントロールもできるようになってくるでしょう。

3:投機の存在を知る

「投機」というものの存在がいまいち認知されていないのが残念でなりません。世に言う「株式投資」や「FX」などのほとんどは、実際は投機なんです。

株価や為替などの値動きをチャートや指標などから予測し、値幅で利益を取ろうとする。これはまさしく「投機」なんです。テクニカル分析というのは、投資の手法ではなく、投機の手法。「トレーダー」なんていうのは、投資家ではないんです。まあ、「自称投資家」はたくさんいますが。

これを考えると、ほとんどの「自称投資家」は本当は「投機家」ということです。投機は、その本質はギャンブルと同じようなもの。将来を完璧に予測することなど絶対にできないのに、予言者気取りでトレードするのをギャンブルと言わずになんというのでしょうか?答えは「投機」です。

明日の自分に何が起こるのかも完璧にわからないのに、それ以上に規模が大きく複雑な市場のことなどを予測しようとするのがそもそも間違っているんです。

4:「投資は価値」だと知る

投資は価値です。価格と価値の間に差があるからこそ利益が出るもの。年利5%の債券を買って利益が出るのは、一年後に元本の5%をプラスした金額が手に入るから。つまり、最初に支払う価格の先に、「年利5%プラス」という価値があるから利益が出るんです。

これは、不動産投資でもわかりやすい。最初に支払った頭金と、月々のローンの返済分などを上回る投資をできれば、その投資には「価格以上の価値があった」ということになるんです。

株式投資でも、「企業の投資価値」を見出す方法は存在します。問題なのは、FX。複雑な通貨の投資価値を見出すのは、なかなか難しいことのように思います。

これを考えると、ビジネスを始めるも立派な投資なんです。

ビジネスでは、最初に資本を投下してビジネスの仕組みを作ります。つまり、多くの価格を支払うということです。なぜそんなことをするのかというと、支払った価格のずっと先に「収益」という価値があることを知っているからです。

ビジネスを成功できる人なら、ビジネスを興すことが一番利回りのいい投資と言えるんです。

なんにせよ、「投資価値」というのは長期的な視野を持たないと見出せないものです。目の前で支払う価格、目の前で動き回る価格などをいちいち気にしているようでは、投資なんかできないんです。

投資をするなら、価格の先にある価値をしっかりと見極め、「価格を支払い、価値を買う」というのを実行していかないといけないんです。

5:投資結果は「年利」で考える

投資結果は。「~円儲かった」とか「~円損をした」という見方ではいけません。必ず「年利~%だった」「年利マイナス~%だった」という見方をしましょう。

そうじゃないと、視野が短期的になってしまい、投機を行ってしまいます。「~円儲かった」なんて言っているのは、ほとんどが投機家なんです。

年利を計算するには投資結果を記録しておかないといけません。そうすれば、「~円儲かった」といういい結果だけを覚えていて、実際は損をしているなんてことも防げます。

年利で考えることも一番大きな意味は、「貯金のほうが効率的か?借金の追加返済のほうが効率的か?」というのを瞬時に理解できることです。

投資で年利5%の結果を出していても、年利10%のローンを抱えているなら、投資をしないでローンの追加返済を行ったほうが将来的に得られるお金は多くなるもの。

最も利回りのいい選択肢が「投資」じゃない限り、投資を行うべきではないものなんです。

終わりに

投資を行うには、多くの知識とスキルが必要になります。

だから、あなたが理解できないものにはお金を投下しないことです。営業マンに「これはいい投資ですよ」と言われても、あなたが「なぜいいのか?」がよく理解できないなら、投資をするべきではない。

「今がチャンス」なんて、立派なセールストークでしかないんです。それを売った営業マンは、歩合や手数料などで儲かる。それだけのことです。

株式・不動産・債券・投資信託などの投資対象を選ぶ前に、それらの仕組みを勉強してみましょう。勉強しても仕組みがいまいち理解できないものには手を出さない。

世界最高の投資家であるウォーレン・バフェット氏は、「自分が理解できないものに投資をするべきではない」と言っていました。

あなたが理解できないものに投資をするのは、リスクが大きいことなんです。投資で結果を出すには、間違った選択を減らし、正しい選択を増やすこと。

あなたが本当に価値を見出せないものには投資をするべきではない。

投資価値を見出せる投資家になるためには、多くの努力が必要です。くれぐれも「楽して儲けたい」なんて安易な理由で投資をやらないで下さい。真剣に投資を行う気持ちがあれば、努力も苦ではなくなるでしょう。

(image by 足成)

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