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    グループ面接で生き残る3つのポイント

    就職氷河期といえど、毎年企業に就職している人はいます。

    その中のひとりになるために、今回お話しすることがちょっとでも役立てばと思います。

    著者の就活体験

    著者は大学4年の5〜6月の短気集中で5社受けました。そのうちグループ面接は3社。3社とも全く異なる面談形式でした。

    形式別アドバイス

    1: 質疑応答型

    数名の面接官と数名の学生で行い、ひとりの面接官が質問し順番に答えていくもの。

    著者は右から2番目の席で、右からの順序で回答時は前の人と回答が被ることは少なかったのですが、回答順序が左からだと前出と同じような答えにならないよう気をつけました。

    まるで、出される質問に対し、いかに柔軟でとっさに対応できるかを見られているようでした。

    2: プレゼン型

    資料を事前に用意してくる指示あり。面接時はタイマーがセットされており、資料を面接官に配布後、決められた時間内に学生時代に行ってきた内容を発表。その内容に対し、面接官が質問をするもの。

    時間を超えて回答することは許されず、いかに簡潔に話をまとめて時間内に初見の相手に伝えられるかがポイント。また、質問される内容も個々に異なるため、自分の考えがまとまっていないと即座の回答ができません。

    実際の面接時に「プレゼン時間は*分です」と発表があるので、自宅で2分の場合や5分の場合を想定し練習しました。

    3: ディスカッション型

    出されたテーマについて学生同士で話し合い、数名の面接官は一切の口出しをせずただ見ているだけ。たまに何か手元で書き込みをしているのが横目で見て恐ろしかったです。

    学生が12名いたので、話のまとめ役や鋭い問題定義をする人、話が本筋からそれがちな人などが見事に浮き彫りでした。

    しかし、話のまとめ役がディスカッションの舵を取るとは限りません。12人全員に対しての試験なので、チームワークは必須でした。

    これだけはおさえたい3つのポイント

    1:協調性

    企業は、これから一緒に働いていく人を捜しています。和を乱したり、自己主張が強すぎると難色を示されます。とはいっても、自身の個性を押し殺さずに、出しゃばりもせずに且つキラリと光るものを見せるのは難しいもの。

    誰かまとめ役がいたら、自分も無理にまとめ役になろうとしないことです。でも同調しつつも自分の意見ははっきりと伝えることが大切です。どんなパスが来ても大丈夫です、というのを見てもらえば良いのです。

    面接前の控え室なども気を抜いてはいけません。そこにいるのはライバルではなく、これから一緒に働く人かもしれません。そこでも協調性は忘れずに。

    2:迷わない

    時間は限られています。質問に対して回答までに時間がかかると、自分の考えがない、臨機応変に行動できないなどのマイナスイメージをもたれてしまいます。単純に自分の面接時間が減ってしまいますしね。

    何でも即答をしましょう。まずは意思表示が大切、優柔不断は禁物です。また、ゆっくり話しながら頭の中で整理をして流れをつかむのも有効です。

    3:笑顔

    意外と思われるかもしれませんが、その後の面接でどの企業でも褒められました。緊張するとどうしても怖い顔になりがちですが、受け答えの際に質問者に対し目を見て軽く「ニコッ」としてから「はい」というだけで印象が変わります。

    常にニコニコしているのではなく、効果的に笑顔で受け答えをしましょう。表情が明るいと誠実で好印象です。自然とハキハキ話せますよ。

    実際の質問

    ここでは、受験企業についてや学生時代の活動など、当たり前のこと以外で質問されたことを紹介します。

    自分のことをひと言で例えると何ですか?

    真面目、明るい、などありきたりのことを言いそうですが、著者は「粘土です」と回答。そして「物事に対し、柔軟性を持っています」と付け加えました。

    決して奇をてらう必要はないのですが、自分は大人数の中のひとりに過ぎません。何かひとつ印象に残って「あの粘土の子ね」とあとで思ってもらえれば良いのです。

    これから取りたいと思っている資格はありますか?

    向上心を見ているのか、予想していなかった質問だったのでちょっと困りました。幸い自分の順番は4番目だったので「同じ回答で恐縮ですが…」と前出と同じ資格名を告げ、理由は自分でこじつけました。

    企業は、入るまでではなく入ってからも勉強なのです。気を抜かずに、先のことを聞かれても答えられる準備をしておくと良いでしょう。

    アドバイス

    限られた時間だと、どうしても自分自分、と自らのアピールばかりになってしまいがち。でも、前に出るばかりがアピールではありませんよ。

    グループ面接では、自分が面接官の目に留まること、印象に残ることが大切です。それはたったひと言かもしれませんし、ひとつの行動かもしれません。自分が光るポイントを良く見極めましょう。

    面接は、会話です。「間」も大切にしましょう。

    おわりに

    個性を出す場面をよく見極め、大勢の中のひとりに選んでもらえるよう柔軟な対応が必要です。

    また、面接時間外でも、面接に行くために自宅を出た時から自宅に帰るまでが試験だと思うと良いでしょう。実は面接官は思わぬところであなたを見ていますよ。

    ともあれ、所詮は人と人なので、一緒に働きたいと思ってもらえることが大切です。緊張の中でもあなたの良さが光るためには、普段の行動から3つのポイントを心がけていれば面接でも自然と出ると思いますよ。

    (photo by 足成)

    このライフレシピを書いた人