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5分で学べる!国語・文法「助動詞」(そうだ)の意味と活用

助動詞「そうだ」について、まずは、実力チェック問題から。

【問題1】 次の文の中で、「そうだ」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) 明日は、雨が降るそうだ
    (2) 明日は、雨が降りそうだ
    (3) ニューヨークは、こわそうだ
 
【問題2】 次の文の中から、助動詞「そうだ」を、すべて抜き出しなさい。
    (1) 「そうだ!京都に行こう!」と言いそうな人がいた。
    (2) 「クリームソーダを飲みたい!」と言いそうになったそうである。

いかがですか。正解だけでなく、その理由も自信を持って答えられますか。以下の文章を読めば、5分で自信を持って答えられるようになると思います。一緒に学びましょう。

助動詞「そうだ」の2つの意味(用法)

助動詞「そうだ」には、2つの意味(用法)があります。以下、説明します。

(1) 明日は、雨が降るそうだ。
(2) 明日は、雨が降りそうだ。

この2つの文の意味の違いは分かりますか。(1)は、自分で見た(考えた)のではなく、人から聞いた話。それに対して(2)は、自分の目で見て、雨が降りそうだと考えている、という意味だとなんとなく分かりますね。(1)の意味を「伝聞」、(2)の意味を「様態」と言います。

助動詞「そうだ」の意味は、「伝聞」と「様態」の2つ

ここで、冒頭の【問題1】の答え合わせです。

【問題1】 次の文の中で、「そうだ」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) 明日は、雨が降るそうだ
    (2) 明日は、雨が降りそうだ
    (3) ニューヨークは、こわそうだ

(1)の意味は「伝聞」なのに対して、(2)の意味は「様態」ですね。そこで(3)の意味を確認する必要があります。(3)は、「こわいそうだ。」なら「伝聞」の意味ですが、「こわそうだ」なので、「様態」の意味となります。したがって、答え(仲間はずれ)は、(1)となります。

助動詞「そうだ」の「活用」

助動詞「そうだ」は、活用します。基本的には形容動詞と同じ活用をします。

「形容動詞」の活用は、「だろ」「だっ」「で」「に」「だ」「な」「なら」

助動詞「そうだ」(様態)の活用

  • 「そうだろ」(う)・・・・・・「未然形」
  • 「そうだっ」(った)・・・・「連用形」
  • 「そう」(ある)・・・・・・「連用形」
  • 「そう」(なる)・・・・・・「連用形」
  • 「そう」(。)・・・・・・・・「終止形」
  • 「そう」(人)・・・・・・・・「連体形」
  • 「そうなら」(ば)・・・・・・「仮定形」

(※「命令形」はありません。)

ここまで、理解できましたか。それでは、冒頭の【問題2】の答え合わせをします。

【問題2】 次の文の中から、助動詞「そうだ」を、すべて抜き出しなさい。
    (1) 「そうだ!京都に行こう!」と言いそうな人がいた。
    (2) 「クリームソーダを飲みたい!」と言いそうになったそうである。

そもそも、「助動詞」とは何か。「助動詞」とは、文字通り、「動詞」を「助ける」言葉です。

「助動詞」は、「動詞」を助ける言葉。(※動詞の後につながる)

(1)の文の中に、助動詞「そうだ」は1つ。「そうな」です。「そうな」の直前に、「言う」という「動詞」があるので、見つけやすいですね。ちなみに、「そうだ!」は「助動詞」ではありません。「助動詞」は、付属語なので、いきなり文頭にくることはありません。

(2)の文の中には2つあります。「そうに」と「そうで」です。「そうに」の直前には「言う」という「動詞」が、また「そうで」の直前には、「なる(なった)」という「動詞」があるので、どちらも見つけやすかったと思います。助動詞「そうだ」は、活用しますので注意しましょう。

おわりに

自信を持って答えられましたか。あとは、自身の問題集を使って練習をしてみて下さい。

(image by amanaimages)

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