\ フォローしてね /

サラリーマン必見!FPに教えてもらった医療保険の選び方【体験談】

筆者は現在40歳、男性です。

医療保険に加入したのは30歳。結婚を機に加入を検討しました。それから少し見直しはしたものの、基本的な内容は下記の通りです。

加入時には(当時としては稀ですが)ファイナンシャルプランナーに相談しました。その時の考え方がとても納得したものだったのでご紹介させていただければと思います。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

医療保険

  • 入院(病気・ケガ):5,000円/日
  • 手術(病気・ケガ):5万円、10万円、20万円のどれか
  • 通院       :なし
  • 最近、先進医療特約1,000万円を追加しました

がん保険

  • がんと診断されたら:200万円
  • 入院:10,000円/日
  • 手術:10万円、20万円、40万円のどれか
  • 通院:なし

ともに外資系の保険会社で入っています。保障内容は一生涯の保障です(先進医療は10年です)。保険料の払いは65歳で終わるようになっています(←ここポイント)。

筆者の保険の内容を見てみなさんどう思われますか?少し内容が薄いと思われるでしょうか?詳しい方だと「通院がない」とか「入院日額5,000円は少ない」とか指摘したくなるのでしょうか?でも、筆者はこれで十分だと思っています。

この内容で十分だと筆者なりに納得した経緯をお話させていただければと思います。

文中「民間の医療保険」という表現をしますが、「民間の医療保険」=「保険会社が販売している保険」です。

この内容に決めた経緯

テレビCMや折込み広告を見れば必ずと言っていいほど目にする医療保険。何を選ぶのがベストなのか本当に悩みますよね?

私が加入した頃も状況は同じようなものだったと記憶しています。勤務先はストレスの溜まる職場(都市銀行)でしたし、そのころ結婚したので「医療保険には入っておこう!」とファイナンシャルプランナー(FP)に相談したのです。

しかし、FPには開口一番こう言われたのです...

「あなたに医療保険はいらないでしょう」

はじめはFPの方が筆者の外見(=体育会系で外見は健康そのもの)から判断されて「いらない」と言われたのかと勘違いしたのですが(笑)...そうではなかったのです。

以下、その時教えていただいた考え方にそって書かせていただきます。

ファイナンシャルプランナーに教えてもらった医療保険選びのポイント

1:まずは健康保険証の“力”を知る

まずはお住まいの市区町村のホームページを開き「高額療養費制度」で検索を行って下さい。

これは民間の医療保険を検討されている方には必ずやっていただきたいことだと筆者は思っています(筆者はFPの方にこれを教えていただいた時、目からウロコ...でした)。

この記事を読んでいただいる皆さんは「国民健康保険証」や会社で支給されている「保険証」をお持ちだと思います...病院の受付に提出する「保険証」です。

この保険証に「高額療養費制度」なるものが存在するのはご存知でしょうか?詳しくは各市区町村のホームページを見ていただきたいのですが概要はこんな感じです...

毎月1日〜月末の1ヶ月間で80,100円以上病院に支払った場合(入院・手術に限らず)にはお金が戻ってくる可能性があります。

仮に医療費が100万円かかってしまった場合

  • 保険証を持っていればもともと3割負担
  • なので病院で支払う額は30万円
  • ここで「高額療養費制度」を利用
  • 30万円のうち約21万円は市区町村が負担
  • 本人の負担額87,430円!

詳しくは各市区町村ウェブサイトをご参照下さい。

一般的なご収入であれば誰でも、公的な制度を使うことで医療費は実質1割負担以下になります(収入が多い方は負担割合がこれより増えます)。さてみなさん、頑張って毎月お金を払って民間の医療保険に入りますか?

「高額療養費制度」そのものは全国一律の制度だと思います。ただ制度には年齢/収入/治療を受けた期間などで条件があります。市区町村のウェブサイトで必ずご確認ください。
民間の保険会社のパンフレットにもこの制度についての説明が必ず掲載されていますのでご参照ください(字は小さいですが...)。
「高額療養費制度」と「医療費の控除」(=領収書を集めて、税金の還付を受けるもの。年間10万円以上で対象となる)とは全く異なる制度です。

2:自分の勤務先の福利厚生制度をチェックする

次にお勤め先の福利厚生制度をチェックします。

自分の会社のホームページを見るのではなく、自分の保険証の「発行元」(○○健康保険組合 等)のウェブサイトを開きます。

そして同じように「高額療養費制度」で検索を行って下さい。場合によっては市区町村が提供している「高額療養費制度」に上乗せで補助を行っている場合があります。

例えばお勤め先の会社の規模が小さくて「うちにはそんな制度はないよ〜」なんて最初から諦める前に必ずチェックされることをおススメします!FPの方が「お勤め先の会社の規模ではなく、加入している健康保険組合がどのようなサービスをしているかが重要です」とおっしゃっていました。

ちなみに当時、筆者が勤めていた会社の場合はなんと1ヶ月間で2万円以上病院に払った場合はその2万円を超えた部分については戻ってくる制度でした。わかりやすく言えば「1ヶ月で2万円以上病院に払う必要はない」という制度です!

もし、ご自身の会社にこんな制度があったらわざわざ民間の医療保険にはいられますか?

3:それから初めて(民間の)医療保険を検討する

FPの方の話はここからが本題でした。

「あなた(=筆者)の勤務先の福利厚生は充実しています」
「なので今、あなたに医療保険はいらないでしょう
「もし今入院しても、自己負担額は少なく、あなたの貯金で十分賄えるからです。加入したいのならお守り程度の気持ちで入るのが良いでしょう」

入院5,000円/日(最小単位?)にしました。

「でも、老後はわかりません」
「年金をいくらもらえるのか、国の医療制度はどうなっているのか...」
「でも歳をとってからでは保険は高くなるし、保険は健康じゃないと入れません」
「だから老後の医療費の備えを今から自分でつくるつもりで加入されたらどうですか?」

保障は一生涯続くものにし、保険料は定年までに払い終わるプランで加入しました。

がん保険も「お守り」だと思って入っています。これが私の医療保険加入の経緯です。ご参考になりましたでしょうか?

ちなみにこれもFPの方に教えていただいたのですが...入院時に「個室」を選ぶ場合...病院は患者自ら「個室にして欲しい」と言った場合のみ特別料金を請求します。逆に病院側の都合(=例えば大部屋が満室の場合・伝染病など個室じゃないとダメな時など)の場合は特別料金は請求出来ないそうです。

おわりに

実は保険に加入して2年後ぐらいに10日間ほど入院をしました。やはり勤務先の福利厚生制度によりほとんど負担はなく、加入している医療保険部分は“おこづかい”となりました。たしかに「得した!」と思った反面、FPの方の言葉を思い出し「医療保険って本当に必要なのかな?」と複雑な気持ちになったのを覚えています。

「毎月支払っている保険料を貯金してたら...そっちの方が得だったよね」と思わずにはいられませんでした。

医療保険を検討されている皆さんも、まずは「医療保険って本当に必要なのか?」という立場にたっていただき、ご自身の「権利(=福利厚生制度など)をチェックされ、検討されることをおススメいたします。

(photo by amanaimages)

このライフレシピを書いた人
このライフレシピに関係するタグ
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。