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5分で学べる!国語・文法「助動詞」(う・よう)の学び方

助動詞「う(よう)」について、まずは、実力チェック問題から。

【問題1】 次の文の中で、「う(よう)」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) 今日こそは、雪も降ろ
    (2) 今日こそは、宿題を出そ
    (3) 明日は、校庭を走ろ
 
【問題2】 次の文の中で、「う(よう)」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) さあ、校庭で歌お
    (2) みんな、テニス部に入ろ
    (3) 明日は、記事を書こ

いかがですか。正解だけでなく、その理由も自信を持って答えられますか。以下の文章を読めば、5分で自信を持って答えられるようになると思います。一緒に学びましょう。

助動詞「う(よう)」の3つの意味(用法)

助動詞「う(よう)」には、3つの意味(用法)があります。

1:「推量」 (たぶん~だろう)

自分の頭の中で、「たぶん~だろうなぁ」と思う、という意味。

【例】 寒いので、雪も降ろ「」。(←たぶん、雪が降るだろう。)

2:「意思」 (自分は~するつもりだ)

自分が、「~するぞ」と決心する、という意味。

【例】 今度こそ、試験で合格し「よう」。(←自分は、試験で合格するぞ。)

3:「勧誘」 (【他の人に】~しましょうよ)

他の人に、「~しましょうよ」とお誘いする、という意味。

【例】 みんな、いっしょに走ろ「」。(←みなさん、いっしょに走りましょうよ。)
助動詞「う(よう)」の意味は、「推量」と「意思」と「勧誘」の3つ

意味の区別

1:「推量」と2:「意思」の区別は分かりやすいでしょうが、意外と2:「意思」と3:「勧誘」の区別がつきづらいようです。以下の文は、2:「意思」でしょうか、それとも3:「勧誘」でしょうか。

さあ、これから練習しよう。

2:「意思」でも、3:「勧誘」でも、どちらの意味にもとれませんか。そうです。だから、この2つの意味を区別しない先生(学者さん)もいます。そこで、試験(テスト)の問題として出題するときは、この区別がつく問題でなければなりません。

3:「勧誘」のポイントは、「他のひと」を誘っているかどうかが分かるように、例文の中に「他の人」が登場していれば3:「勧誘」の意味。例文の中に「他の人」が登場していなければ、2:「意思」の意味と判断します。

  • さあ、これから練習しよ「う」。(←これは、2:「意思」の意味)

  • みんな、これから練習し「よう」。(←これなら、3:「勧誘」の意味)

ここで、冒頭の【問題】の答え合わせです。

【問題1】 次の文の中で、「う(よう)」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) 今日こそは、雪も降ろ
    (2) 今日こそは、宿題を出そ
    (3) 明日は、校庭を走ろ

(1)は、「今日こそは、雪も降るだろう」と頭で想像しているので「推量」です。(2)は、自分が「宿題を出すぞ」と決意しているので、「意思」。(3)も、「明日は、(自分は)校庭を走るぞ」と決意しているので、「意思」。したがって、正解は、(1)となります。

【問題2】 次の文の中で、「う(よう)」の性質の異なるもの(仲間はずれ)を選びなさい。
    (1) さあ、校庭で歌お
    (2) みんな、テニス部に入ろ
    (3) 明日は、記事を書こ

(1)は、「さあ、(自分は)校庭で歌うぞ」という「意思」。(2)は、「みんな!」と呼びかけているので、「勧誘」。(みなさん、テニス部にはいろうよ、の意味。)(3)は、「明日は(自分は)記事を書くぞ」という「意思」。したがって、正解は、(2)となります。

助動詞「う(よう)」の「活用」

助動詞「う(よう)」は、無変化型と呼ばれ、「終止形」しかなく、ほぼ活用しません。

助動詞「う(よう)」の「接続」

助動詞「う(よう)」は、「未然形」に接続します。

【五段活用の動詞】 = 未然形に接続

(例) 本を 「読も」う。(=未然形)

【上一段活用の動詞】= 未然形に接続

(例) 階段を 「降り」よう。(=未然形)

【下一段活用の動詞】= 未然形に接続

(例) 紙を 「集め」よう。(=未然形)

【カ行変格活用の動詞】=未然形に接続

(例) また、「来」よう。 (=未然形)

【サ行変格活用の動詞】=未然形に接続

(例) しっかり 「勉強し」よう。(=未然形)

おわりに

「う(よう)」は3つの意味を覚えておけば大丈夫です。「活用」や「接続」は、試験(テスト)には、ほとんど出ません。あとは、自身の問題集を使って練習をしてみて下さい。

(image by amanaimages)

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