キャラクターや背景が上手くかけない、自分のイラストに自信が持てない等と思うことってありますよね。どのような描き方をすれば描けるのかと思うイラストがあるのであれば、その絵をよく見て模写してみましょう。
自分がやっていた描き方との違いを把握できたり、新しい描き方を学びとることができます。
用意するもの
- 紙
- 鉛筆
描き方の手順
STEP1: 描きたいイラストを模写してみる
まず、自分が描けるようになりたいと思ったイラストを選びましょう。まだ描くことに不慣れな人は構図が単純なものから選ぶと良いでしょう。
どう描けば良いかを考えながら描いていくうちに、形や影といった大体の描き方を把握することができ、自分の描いていなかった技法を知ることもできます。
STEP2: 模写の対象のイラストと自分のイラストを見比べる
模写をしてみても、出来上がったイラストがどこか変に感じる人も多いでしょう。ここで一体何が違うのかというのをしっかり把握することが大切です。特に気づきにくいのは全体のバランスです。
他に、自分が見逃している点や間違い等が無いかを探してみましょう。そうしたものを見つけることで、自分が普段何に気をつけていなかったかを気づくことができます。
STEP3: 見比べて違っていた点を直して描く
何が違ったのかを把握したところで、改めてそこを描き直していきます。直してもどこかに違和感を感じたら再び違いを探していきましょう。
この作業で模写したイラストそっくりに描けるようになったのであれば、最初より大分上達したといって良いでしょう。
おわりに
模写したイラストそっくりに描けたのであれば、そのイラストが描けるほどの実力をついたとも言えますが、これはあくまで模写です。模写で得た描き方を参考に違った構図のイラストを描いてみて、学んだ描き方に慣れながら自分ならではの描き方を探していきましょう。
そうしながら多くのイラストを描いていくことで、上達しながら自分らしいイラストを作り上げることができます。
(photo by 筆者)