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性格・状況で表す!キャラクターの表情の描き分け方

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「笑う、怒る、泣く」

その表情の出し方は、キャラクターの性格や状況により、左右されます。このレシピでは、基礎的な表情の出し方の特徴と、性格や状況を含めた表情の出し方を、筆者の描いたイラストとともに紹介していきます。

基礎的な表情

どんな感情でも、基本気持ちが高ぶるほど血色がよくなり、頬が赤くなります。また、感情的になると目尻に力が入り、通常時より細めがちになります。

喜び

通常の表情より、眉頭が上にきて、ゆるやかな曲線で下に下がります。味があるものは瞳孔が開くので、黒目がちになります。

悲しみ(泣き)

眉頭にシワができ、急な曲線で角度をかえ下がっています。目に涙が溜まっているので、目は滲ませ、ぼやけた瞳にします。

眉にそわせ、目がややタレ目になります。歯を食いしばる関係で、下唇が上にのび、鼻と口の距離が近くなります。

怒り

シワのよった眉頭が目に近づき、急な曲線で角度で上がります。眉にそわせ、目がやや釣り目になります。歯を食いしばるので、鼻と口の距離が近くなり、片方の口先が釣り上がります。

驚き

眉頭が上にきて、円を描きつつ曲線に下がります。目が通常より見開き、刺激的なものに瞳孔は閉じるので黒目を小さく描きます。

この基礎を踏まえながら、以下の表情の描き方を説明します。

笑う

1.驚き(目・眉)+喜び(口)

喜びの衝撃で瞳孔は閉じつつも、口は大きく開き喜びを表現しています。衝撃と喜びという、感情の意のままでキャラが動いてることが分かります。

「突然の出来事」に喜んでいる様子です・感情をすぐに出す「子供っぽい」イメージが残ります・感情の豊かさに「天真爛漫 」「明るさ」も感じれます

2.悲しみ(目)+喜び(眉・口)

泣くように目を潤ませつつも、黒目を大きくさせ口元を笑わせている表情です。喜びのあまりに目が涙ぐんでおり、1とはまた別の意味で感情の意のままに動いています。

「好きな人を見たり褒められ」て喜んでいる印象を受けます・目をうるわせ落ち着いた眼差しなので「純粋」・「おしとやか」なイメージです。1と同じ、感情が豊かですが、表情が落ち着いているため、「大人しい」印象が残ります。

3.通常(眉)+喜び(眉・口)

頬があまり染まっておらず、口元と目頭を軽く微笑ましている表情です。他の例に比べ、喜びをあまり顔に出してない様子にみえます。

「やや嬉しかった」時の表情に見えます。あまり感情が顔に出ていないので、「大人っぽい」印象です。全体的に表情が落ち着いていて、品のある微笑なので「清楚」なイメージが残ります。

4.怒り(眉)+通常(目)+喜び(口)

眉が上がっていながらも、口元があがっていて、勝気な喜びを感じる笑い顔です。目元は平常心ながらも、感情が口元に、性格が眉の所で表されています。

表情の力強さに「自信がある」風にみえます。また、力強さが思いっきり顔にでてることから「勝気」・「気が強い」印象も受けます。

泣き

1.通常(眉・口)+泣き(目)

目の前が真っ暗になったという表現のように、目に光が一切入っていません。頬は白いままで、表情はなく、ただひたすら涙が流れている様子です。

先が見えず「絶望的」な状態に見えます。「無感情な性格なのに、涙が無意識に出てきた」ようにもみえます。

2.泣き(眉・目)+笑い(口)

涙を溢れ出しながらも、口元の笑顔で涙をごまかしているように見えます。

「辛いことをこらえつつも、涙が出てしまって様子」に見えます。涙を笑顔で誤魔化す姿が「健気」に見えます。また、悲しい気持ちなのに笑顔でいようとする姿勢が「内面の強さ」を表しています。

3.泣き(眉・目・口)

目だけでなく、口が思いっきり開き、泣き叫んでいるように見えます。また、鼻水や大量に出る涙が、感情的になっていることを表しています。

「自分の悲しみを他の人に訴える」イメージが感じられます。無我夢中で泣いてる姿が「子供っぽさ」を引き立てています

4.驚き(眉・目・口)+泣き(涙)

目が見開き、驚きの表情をだしながらも、小粒の涙が転がっています。

「自分の涙に驚いている」ような表情です。現在の「自分の感情が分かりきれてない」ように見えます

怒り

1.怒り(眉・口)+驚き(目)

目を見開き、思いっきり口をあけて、怒りを露わにしている表情です。

目の前の人物を「怒鳴りつけている・注意をしている」ように見えます。目の前の物事に「衝撃を受けている」印象もうけます。怒りの表情の中で、比較的そこまで深い怒りではない風に見えます。

2.怒り(眉・目・口)+オデコの影

目を細め、顔の向きは背いているものの、目線はしっかり相手に向いています。口元はあまり開いてないものの、オデコの影が怒りを表しています。

声には出さず、心の中で「怒りがこみ上がっている」様子に見えます。相手に怒りの視線を送る様子は「ガンをつけている」印象にも捉えられます。怒りという感情だけでなく「憎悪」が膨らんでいるように見えます。

3.平常心(眉・目)+喜び(口)+オデコの影

口元だけ軽く笑っており、絵だけでみると微笑ですが、オデコの影と目の瞳を描きこまないと、内心から怒りが出ているように見えます。

「普段怒らないキャラ」が、怒りを露わにしている様子に見えます。怒りを笑顔で表す行為は「とち狂った」印象も受けます。笑いと怒りという正反対に近い感情を出すことでそのキャラの「恐怖の度合いが高くなります。

4.怒り(眉・口)+泣き(目)

涙が溜まっているものの、目は釣り上がって、怒りを露わにしています。泣いて怒るのは、感情が高まったあまりの行為です。

怒鳴りつつも相手に感情的に「物事を伝えてる」様子に感じられます。相手に「いじられ」、半泣きで弁解しているようにも見えます。

おわりに

以上のことから、キャラの表情の作りは、基礎的な表情(平常・喜・悲・怒・驚)+顔の血色を組み合わせたら、大体が表現できます。

また、キャラの基礎的な表情をしっかり設定していれば、全くの別人になる事を防げます。

これらの点が、レシピを読んでいる人に、より良い絵の向上に発展出来てたら幸いです。

(イラスト by 筆者)

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