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京都気分が味わえる!「池上本門寺」周辺の楽しい歩き方

蒲田エリアを旅行する時、池上は不可欠だと思います。私の旅は月1、2回程度の小さな旅ですが、毎回、新しい発見に満ち溢れています。

東急蒲田駅からはその名称の通り多摩川に添って走る多摩川線と池上線が発着しています。元来、池上線は池上本門寺の参詣のために線路が作られた経緯があり、蒲田地域周辺の象徴が池上本門寺になっています。

池上は池上線で蒲田駅からが2駅目です。約5分の近さです。

池上本門寺の見どころ

歴史を紐解けば池上本門寺は日蓮聖人が、弘安5年(1282年)10月13日辰の刻、61歳で入滅(臨終)された霊跡です。

そのために毎年10月11日、12日、13日の三日間に亘って、日蓮聖人の遺徳を偲ぶ「御会式法要」が行われます。

殊にお逮夜に当たる12日の夜は30万人に及ぶ参詣者で賑わい、宗教行事としては関東第一と言われています。

と言った学習を前段としますように、「池上本門寺=御会式」のイメージが根付いていると思います。しかし、そうした行事とは別に私は時々小さな旅をします。

ぶらぶら旅がおすすめ

多くの寺院も散在することから、京都とイメージが重なる人もいます。また、池上本門寺は小高い丘にあることことからひとつの山と言ってもいいかも知れません。

寺院の雰囲気に馴染みながら瞑想にふけるには最適な場所だと思います。きっと、静寂な旅ができます。

境内には寺院が散在して小京都の趣

境内には安藤広重の絵にもなった総門、国の重要文化財に指定されている五重塔、同じく重要文化財の指定を受けている日蓮聖人座像(非公開)をはじめとして、日朗聖人座像(非公開)、東京都の有形文化財に指定されている多宝塔、五重塔と共に戦火を免れた経蔵、慶長年間に加藤清正が寄進したと言われる石段(此経難持坂)、加藤清正供養塔加藤清正室の層塔前田利家室の層塔日朗聖人の供養塔紀伊徳川家の墓所など、枚挙に暇がないほどの文化財や史跡があります。

また、意外性と言ったらいいか分かりませんが、力道山の墓所もあり、節分の時には縁(ゆかり)のレスラーが豆まきをします。

歩いてお腹がすいたら池上名物をどうぞ

筆者の小さな旅はぶらぶら旅ですので、定番がありません。定番の観光とは少し違うかも知れませんが、池上本門寺の持つ雰囲気と合致しているとも言えるかも知れません。

しかし、本殿の参拝は欠けることはできません。一応の礼儀が終れば自在に境内を「徘徊」すことが楽しみになっています。

人々の居ない道をひとり歩き、人々の賑わいを避けることがそれなりのテーマになっています。たまには沈思黙考を優先するのも良いものですよ。

くず餅がおすすめ

池上はくず餅発祥の地と言われ、江戸時代創業のくず餅屋の老舗が3店あります。浅野屋は池上駅前にあり、相模屋池田屋は商店街を抜けた場所の本殿に続く道にあり、道路ひとつを隔てています。

3店はいずれも時代性を感じますが、中でも喫茶コーナーの規模が一番大きく、最近、リニューアルした池田屋に多くの参拝客がその帰りに寄っていきます。

代表メニューの「黒ゴマきなこの久寿餅」の他、みつ豆やあんみつもあります。価格も600~700円ですから、リーズナブルでしょうか。また、おぜんのセットメニューもあります。

良い点・イマイチな点

池上本門寺は池上駅から商店街を抜けて約10分の便利なアクセスです。周辺に居住する人も散歩コースにすることが多く、「小京都」の旅感覚から見知らぬ人と思わぬ会話が弾むことがあります。

しかし、残念なことは本殿に注意書きがあるように、犬を連れて参詣する人も少なくありません。そのために、突然、犬に追いかけられる人も時々見掛けます。本来、あってはならないことなのですが…。

これから行く人へのアドバイス

歩きやすい靴を履いていきましょう

池上本門寺を「制覇」するには少し時間を要します。

人によって「入山」する目的はさまざまだと思いますが、歩き易い靴を履くことをお薦めします。せっかく行った「小京都」ですから、方々を歩いて堪能して欲しいと思います。2時間も歩けば、制覇できるかも知れません。

春には桜も見事です。五重の塔の入口扉が空くのも春ならではです。

おわりに

本門寺の石段は、加藤清正の寄進によって造営されたと伝えられています。法華経の宝塔品の偈文九六字に因み九六段に構築され、別称「此経難持坂(しきょうなんじざか)」言います。

こうした歴史の風情を感じながら、駅への帰り道も一興です。くず餅を食べる予定を決めつつ、ぶらぶら歩いてみてください。

(photo by 筆者)

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