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歌舞伎を楽しむために!覚えておきたい6つのマナー

「一度は行ってみたいけど、なんとなく敷居が高く感じられて…」と敬遠されがちな歌舞伎鑑賞ですが、ぜひ足を運んでみてください。

目に鮮やかな衣装や役者さんの息遣い、舞台の仕掛けの面白さはもちろん、ストーリーだって笑えたり泣けたりします。

でも、やっぱり最初は緊張しちゃいますよね。マナーさえ守れば何も心配は要りませんので、ポイントをいくつかご紹介します。

1. 何を着ていく?

今では気兼ねなく歌舞伎鑑賞を愉しんでいますが、筆者も初めて歌舞伎座に行った時は緊張しました。まず、何を着て行けばいいのか分からなかったのを覚えています。

イメージでは高そうなお着物をキチンと着ていくものだと思って気後れしていました。実際は、もちろんお着物をステキに着こなしている方も多く見られますが、お出かけ着で充分です。

さすがにカジュアルすぎるのも、もったいないですよね。せっかくなので少しだけ普段よりもオシャレをして出かけたい場所でもあり、そういう楽しみもあります。

着物でも、洋服でも、座席では背もたれにキチンと背中をつけて鑑賞するのがマナーの一つだと思います。帯が潰れるんじゃないかと心配される方は、洋服の方が気が散らず鑑賞できます。

観劇中は帽子はダメですが、やはり盛り髪も後ろの方が見えにくくなりますので控えた方がお互い気持ちよく鑑賞できます。

2. 席に付く前に

劇場にもよりますが、座席との間がかなり狭いです。おみやげコーナーや飲食コーナーもありますので、お芝居が始まるまで、そちらも楽しめます。開演の5分前までにはベルが鳴りますから、それまでには着席しておいてください。

大きな荷物やコートはあらかじめロッカーに預けるか座席の下に置くといいです。

遅れて来られると実はけっこう目立ちますし、暗い場面ですとつまづいて危ないので、余裕を持って行動されるといいかと思います。

3. 観劇中のマナーは?

歌舞伎鑑賞中は、軽いおやつのようなものなら食べてもいいんです。

ただ、ビニール袋のガサゴソ音のするものはけっこう周りに迷惑をかけますので、あらかじめ袋から出しておいて、こそっとお口に運んじゃってくださいね。

音といえば携帯電話の電源を切り忘れている方も時々いらっしゃって集中できなくなるので、注意してください。

4. お食事について

開場されてすぐにお食事の用意をされておいた方がいいかと思います。なにせ食事時間が短いんです。

事前にお弁当を買っておくか、劇場内のお食事処に予約を入れておくと手早く済ませられますよ。

5. 途中退席について

どうしても体調が悪くなった時など、途中退席する場合は貴重品だけを持ち、周りの席の方になるべく迷惑のかからないように背をかがめ、静かに出口へ向かってください。

出口付近に係りの方がいる場合は、誘導してもらえます。なるべく体調は万全で臨みたいものですが、誰にでも起こりうることですので、我慢せずに早めに対処しましょう。

咳止め薬や痛み止めを持参されることもおススメします。劇場内は乾燥して、少しホコリっぽく感じられることもありますので、のど飴なども持っていると安心できます。

再度お席に戻る場合は、幕間の休憩時間に戻られるのがいいかと思います。

6. 退場する際のマナー

歌舞伎の幕切れで「ちょん」の拍子木で現実世界に戻されます。アンコールは基本ないものと考えてください。場内アナウンスが入りますので、速やかに退場します。

通路は大変込み合います。足の不自由な方もいらっしゃいますので、押し合ったりせずゆっくり前に進んでください。

あふれんばかりの色彩と華やかな世界を堪能して、興奮冷めやらぬ状態だと思います。

お友達とのお喋りに夢中になって注意散漫にならないよう、忘れ物などにも気をつけてくださいね。

歌舞伎鑑賞前に知っておくと良いこと

あらすじをチェック!

ぜひ観劇前にあらすじだけでも頭に入れておくことをおススメします。

また、会場でイヤホンガイドを借りると分かりやすく場面を説明してくれますので、存分に楽しめると思います。

拍手のタイミングは徐々に覚えていけば大丈夫!

拍手のタイミングが分からない場合は、周りを見ていると分かるようになりますが、役者さんが登場したり出て行く場面や見得を切った時などで最初のうちは周りに合わせておけば大丈夫です。

掛け声だけはベテランさん(大向うさん)にまかせておきましょう。

さいごに

以上、最低限のマナーを挙げましたが、観劇されている方同士が気持ちよく過ごすためのことばかりですので、難しく考えることはないです。

最後に、これが一番大切なマナーになります。

面白かったら笑いましょう。悲しい場面では泣いてもいいんです。時代考証や小難しいことは後回し!どっぷり歌舞伎の世界にハマって思い切り楽しむ!ことが一番のマナーだと思います。

どうぞ心から楽しいひと時を過ごしに足を運んでくださいね。

(Photo by 著者)

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