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初心者のためのインタビューの心得

お店や会社・経営者など、100件以上の取材を経験してきました。

取材の状況はさまざまですが、筆者の体験をもとに、これだけは必ず守っている!というポイントをお伝えいたします。

数をこなすのが一番ですが、基本的なことを守り、効率的な取材を行うようにしましょう。

手順

STEP1:取材の前に下調べ

取材対象が決まったら、まずは下調べをします。

取材目的、読者が必要としている情報を明確にし、取材対象が人であれば、どんな人物なのか、どのような経歴をもつのか、趣味は?特技は?などのバックグラウンドの情報を集めましょう

取材対象が店舗やグルメ取材の場合は、ウェブサイトに掲載されている内容や、口コミでの良い評価は事前にチェックしておきます。新店オープンの場合は同業他社を参考にしましょう。

取材対象者に「よく調べてるな」と思ってもらえれば、こちらの誠意が伝わります。公にされていない情報を聞きだす事に、たくさんの時間を費やすことができます。

STEP2:質問シートをつくる

必ず聞かなければならないこと、下調べをする中で気付いたこと、気になったこと、聞いてみたいことを箇条書きにして質問シートを作ります

聞き漏れを防ぐだけでなく、取材中に、質問シートに目を落とすことで気持ちを落ち着ける効果もあります。

質問欄の下に空欄を設けておき、空欄に質問の答えを書き込めるようにします。最後に話をまとめる時に見やすくなります。

持ち物

  • 質問シート
  • デジカメ
  • レコーダー
  • 筆記用具
  • 資料

デジカメは、店舗やグルメ取材の時、お店のパンフレットやメニューなどの情報の撮影に使います。

場合によっては、語り手が「これが」「あれが」など、物を指して説明される時もあります。あとでレコーダーを聞いてもどれの事を指しているのか分かりませんが、デジカメで撮影をして記録しておけば安心です。

語り手も人間ですから記憶があいまいな時があります。取材先の資料も持参していけば、この資料ではなど、相手の理解も得られ、話を早く聞き出すことができるでしょう。

長時間にわたる取材の場合は、デジカメ・レコーダーの電池が切れます。念のために予備を忘れずに持っていきましょう。

STEP3:取材当日

当日は、待ち合わせの時間に遅れないように到着し、挨拶します。取材の目的、概要をお伝えし、取材時間の確認をします。最初に天気や季節の話題などを用いてコミュニケーションをとりましょう。

取材時に、専門用語や普段聞き慣れない単語がでてくることもあります。消極的にならずに分からないことは素直に伺いましょう。

ポイント

  • When「いつ」 
  • Where「どこで」 
  • Who「誰が」 
  • What「なにを」 
  • Why「なぜ」 
  • How「どのように」

この6つの要素を常に頭に入れて質問をすれば大切なことを聞き漏らすことはありません。

STEP4:取材後

取材した内容を自分なりにまとめ、語り手が一番伝えたいことを確認します。そして、できるだけ早いうちに記事を書きましょう。

筆者は、取材の帰りの電車の中などで概ねの内容を書きあげます。日が経つと記憶はあいまいになります。なるべく早く原稿を仕上げましょう。

インタビュー中のポイント

インタビュー中は相手の目を見てきちんと話を聞くことです。次は何の質問をしようか、この話はメモを取らなきゃ、と考えると視線が逸れて、上の空であることが語り手に伝わってしまいます。

メモは必要最小限だけにとどめ、レコーダーが動いていることを確認したら、全ての記憶はレコーダーに任せましょう。

インタビュー中のNG

取材時間を守れないことです。質問が最後まで聞けなかった、ということが無いように、あらかじめ時間配分を頭に入れて取材に挑みましょう。

話の中で、取材目的とは関係のない話をされることがありますが、話を遮らずに最後まで聞きましょう。

さいごに

筆者の場合、取材前にあらかじめ書く内容のイメージを考えておきます。読者が必要としている内容を想像しながら質問を考え、語り手に答えやすく導くのもインタビュアーの力です。

初めてのインタビューは緊張しますが、相手も同じように緊張しています。相手の緊張がほぐしつつ自分もリラックスできれば良い取材ができるでしょう。

(image by 筆者)

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