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    2. 高校英語文法「one」「another」「the other」の使い分け方

    高校英語文法「one」「another」「the other」の使い分け方

    よく見かけるわりに、いざとなると意外にわかりにくい代名詞。今回は特に違いのわかりにくい「one」,「another」,「the other」、そして「some」, 「others」,「the others」について説明していきます。

    oneは「a+単数名詞」の言い換え

    I lost my watch. I must buy new one.
    「私は腕時計を失くしました。新しい腕時計を買わなければなりません。」

    上の文では、oneはwatchを指しています。このように、同じ単語の繰り返しを避ける英語では、同じ単数名詞が繰り返される場合に、oneで代用することがあります。

    oneは「a+単数名詞」という意味なので、ここで言う腕時計は「単なる(不特定の)腕時計」であり、失くした腕時計とは一致しないことに注意しましょう。

    theのような特定のものを指す冠詞の付いた単数名詞をoneで代用することはできません。

    「the other」と「another」の違い

    意外にわかりにくい「the other」と「another」の違い。少しストーリー形式で体感してみましょう。

    the other「2つあるうちの残りの1つ」

    あなたは友達と二人でとあるケーキ屋さんに来ています。そのケーキ屋さんはかなりの人気店で、二人が到着した時には、ケーキはあと2つしか残っていませんでした。残っているのはいちごのショートケーキとチョコレートケーキが1つずつです。

    ここで例えば、あなたの友達がいちごのショートケーキを選んだとします。するとあなたが注文できるケーキは、チョコレートケーキだけに特定(限定)されます

    そうすると、あなたの選んだケーキは「2つあるうちの残りの1つ」ということになります。

    このように「2つあるうちの特定の残り1つ」を表すのが”the other”です。

    another「残っているうちのどれか1つ」

    同じようにあなたは友達とケーキ屋さんに来ました。ケーキ屋さんにはたくさんの種類のケーキが並んでいます。

    あなたの友達はいちごのショートケーキを選びました。すると、あなたは残りの4種類のケーキからどれか1つケーキを選ぶことができます。つまり、あなたは残っているいくつかのケーキからどれか1つ選べばいいのです。

    今回は注文できるケーキが限定されていません。不特定だということです。

    theが特定のものを指す冠詞なのに対して、aは不特定のものを指す冠詞です。なのであなたが選ぶケーキは、「残っているケーキのどれか1つ」an other cake、すなわちanother (cake)です。

    このように「いくつか残っているうちのどれか1つ」を表すのが”another”です。

    the other「2つあるうちの(特定の)残り1つ」
    another「いくつか残っているうちの(不特定な)どれか1つ」

    one, another, the otherの複数形

    少しはこの3つの代名詞の違いがわかってきたでしょうか?次はこの3つの代名詞の複数形です。定義は単数形と一緒なので、とにかくそれぞれ当てはめてみましょう。

    (単)one (複)some
    (単)another (複)others
    (単)the other (複)the others

    こうやって考えてみると、拍子抜けするくらい簡単でしょう?

    • oneはsomeに
    • an otherはanが取れて語尾に複数形のsが付くだけ
    • the otherも複数形のsを付けるだけ

    こんなに簡単なんです!

    someの残りがthe others

    おわりに

    この記事を読んでなんとなくanotherとthe otherの違いは掴めましたか?

    高校英語では避けて通れない代名詞!でもちゃんと理解することができれば忘れることもありません。せっかく勉強するなら楽しく英文法を学びましょう!

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人