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仮定法の基礎の勉強方法

仮定法ってなんだろう?

今までだって”if”を使った文にはたくさん出会ってきました。でも今まで出会ってきたifの文とはなんだか違う「仮定法」…。まず仮定法ってなんなんだろう?

今回はまず仮定法とは何かを理解した上で、基本となる仮定法過去、仮定法過去完了、そして未来の文についてレクチャーしていきます。

仮定法は「現実には起こらないこと」

たとえばこんな文があったとします。

If it is sunny tomorrow, I'll go to see you.「もし明日晴れたら、君に会いに行くよ。」

これは普通のifを使った文です。この場合明日晴れるのかどうかはわかりません。では、次の文を見てみましょう。

If it were sunny today, I could go to see you.「もし今日晴れだったら、君に会いに行くのになぁ。」

この場合、今日の天気は晴れではないことがわかりますか?

現実には「天気が良くなかったせいで、私は君に会いに行けなかった」という事実があります。このように、実際の事実と食い違うような願望などを表すときに仮定法を使うのです。

仮定法の基本

仮定法を学ぶ上でまず知っておくべきことは、

仮定法ではこの文章が「実際の事実と異なることを伝えるため」に
わざと時制を過去にずらす!

ということです。ここを押さえることが出来れば、仮定法を怖がることはありません。

STEP1:仮定法過去「今~だったら…なのになぁ」

仮定法過去は、「現在の事実と異なることを言う」ときに使う文法です。早速例文を見てみましょう。

If I had a car, I could go everywhere.「もし車を持っていたら、どこにでも行けるのになぁ。」

現在「私は車を持っていない」ので、時制をコンマの前後ともに一つ過去にずらしてあげます。haveはhadに、canはcouldに。また、仮定法ではbe動詞を過去にずらす場合、wasよりwereが好んで用いられます。

さらに、仮定法ではコンマの後ろの文の動詞に、

  • would(willの過去形)
  • could(canの過去形)
  • should(shallの過去形)
  • might(mayの過去形)

を使うのが一般的です。最もよく使うのはwouldとcouldの2つでしょう。後ろには必ず動詞の原形が来ます。

STEP2:仮定法過去完了「あのとき~だったら…だったのになぁ」

STEP1では、「現在の事実と異なることを言う」仮定法過去を勉強しました。次に挑戦するのは、「過去の事実と異なることを言う」仮定法過去完了です。

基本は仮定法過去も仮定法過去完了も同じ!時制を一つ過去にずらすのです。

If I had studied hard then, I would have passed the exam.「あのとき一生懸命勉強していたなら、試験に合格しただろうになぁ。」

過去をさらに一つ過去に時制をずらすには、過去完了形を使います。これは仮定法だけでなく、不定詞、動名詞でも使えるテクニックなので覚えておきましょう。過去より古い時制のことを、文法用語では大過去といいます。

仮定法過去完了では、時制を過去から大過去へとずらしてあげれば、「あのとき(過去)~していたら、…だったのになぁ」という文になります。

STEP3:実現性の低い未来の仮定

STEP1,2で現在と過去に関する「事実とは異なる仮定の文章」を学びました。さて、最後に「現在・未来において実現する可能性が低いと思われる文章」を学んでいきましょう。

未来についての仮定法には、2種類の表現法があります。

were to + 動詞原形

If WW3 were to beak out, what would you do?
(もし仮に第三次世界大戦が勃発したら、あなたはどうしますか?)

このように、仮定もしくは不確定な想像を表す場合にwere to 動詞原形を使うことが出来ます。

were to 動詞原形は、現実では起こり得ないような実現性の乏しい仮定、「もし宇宙人が地球にやってきたら…」などに使われることが多いです。

should + 動詞原形

If Mr.Tanaka should come my office, please call me.
(万が一、田中氏が私の事務所へ来たら、電話してください。)

should + 動詞原形は「それが実現する確率が少しでもある」時に使います。なので上の例文では、「田中氏が来る確率は限りなく低いんだけれど、完全には捨てきれないから、もし万が一彼が来たら電話してください」というようなニュアンスになります。

まとめ・勉強する上でのポイント

仮定法は、事実と異なる事柄を伝えるときに使う文法。

「事実とは異なる」ことを明確にするために、わざと時制を一つ過去にずらす。「現在形→過去形」、「過去形→過去完了形」

これさえ理解することが出来れば、仮定法はそう難しくありません。まずは基本となる仮定法過去、仮定法過去完了をマスターして、さらに仮定法現在、仮定法の倒置表現などの発展内容に挑戦してみると良いでしょう。

問題によっては、時制がコンマの前と後ろで異なっているものもあるので、著者は図のように時制の数直線を書いて問題を解くようにしていました。

複雑な文法・問題は可視化する!英語に限らず重要なテクニックです。

(画像:odakaoru)

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