\ フォローしてね /

家庭菜園で里芋を育てる方法

このライフレシピのもくじたたむ

里芋は乾燥を嫌います。生育期に日照りが続けば水遣りを欠かせません。夏に降雨が多ければ豊作です。

筆者の菜園の状況

  • 所在地:茨城県つくば市
  • 土:関東ローム層の畑作適地で20年以上野菜栽培歴あり。
  • 面積:10mx15m=150m2

30区画に区分し25種類の野菜を輪作中です。里芋は毎年1mx4m 2区画を作付します。

準備するもの

  • 鍬:畑を耕し、畝作りをする農具。
  • 種芋:種苗店で求めても、昨年作った里芋の親芋、子芋でも可。
  • 肥料:発酵鶏糞、 牛糞、 堆肥、米糠、 草木灰、落葉、腐葉土。
  • トロ箱

STEP1:種芋の催芽 3月下旬

トロ箱に落葉を敷いて種芋を並べ上にも落葉をかぶせて水をかけ、穴開きのビニールをかけて保温します。

STEP2:畑作り 4月中旬

連作は好ましくありませんから昨年里芋を作ったところは避けます。鶏糞、堆肥、米糠等を混ぜ深さ30cm耕します。 苦土石灰、化成肥料を入れてもかまいませんが、後作,来年作の野菜は、有機栽培ではなくなります。

STEP3:植え溝掘り

用土1m幅の中央部20cmを残して溝幅30cmx深さ30cmの溝を掘ります(両側に掘った土を上げるので掘り下げるのは20cm位です。

溝を掘らずに植え付けすると、土寄せの土が足りなくなります。

STEP4:植え付け 5月初め

里芋は寒さに弱いので5月初め遅霜の恐れが無くなった頃に、芽が出た里芋を、溝の底に40cm間隔で並べ、株間に鶏糞、堆肥、米糠、草木灰の混合物を一握りずつ置き、溝全体に堆肥、腐葉土の混合物を種芋が隠れる位入れます。

さらに発芽した芽がほぼ隠れる位、溝の両側に盛り上げた土を落として埋めます。葉が出ていれば、葉は埋めないようにします。

STEP5:追肥・土寄せ 1回目 5月中旬

本葉2~3枚、地上部が10cm位伸びたら、鶏糞、米糠、堆肥、草木灰を混ぜた物を株元に一掴みずつ置き、両側の土を落として株元に寄せます。

STEP6:追肥・土寄せ 2回目 6月中旬

本葉5~6枚地上部が20cm位伸びたら、株元に鶏糞、堆肥、米糠、草木灰を混ぜたものを一掴み置き土寄せをします。地下では、種芋の上に親芋が育ち始め、脇に子芋が付きはじめます。親芋から出る脇芽は摘み取ります。

STEP7:追肥・土寄せ 3回目 6月下旬

本葉6~7枚、地上部30cm,追肥をして土寄せをします。地下では親芋が肥大し、子芋の数が増えます。親芋から伸びる脇芽は切り取り、少し離れて子芋から出る新芽は伸ばします。

株元にくっつく様に出る脇芽は親芋から出ていますから摘み取ります。 6月末~7月に株元から少し離れて出る新芽は子芋からでていますから伸ばします。 子芋の新芽も摘んだほうが子芋の肥大が良いという意見もあります。 筆者のやり方は、株元直近の脇芽は摘み取り、土寄せしても伸びる新芽はそのまま育てます。収量にはあまり差がないようです。親芋から出る脇芽と子芋から出る新芽の見分けが困難ならば、6月中に出る芽は摘んで7月以降に出る新芽は伸ばしてください。

STEP8:さらに土寄せ

水分の供給が順調ならば、地上の葉茎はぐんぐん伸びます。地下では親芋、子芋、孫芋が肥大しますから、子芋、孫芋が顔を出したら、さらに土寄せして露出させないようにします。

株元に敷き藁をして水分の蒸散を防ぎます。敷き藁が無ければ、近くの夏草を刈り取って、あるいは収穫の済んだトウモロコシの葉茎等で代用してください。隣の区画からカボチャやサツマイモの蔓が侵入してくるならば、それ等も利用して、地面の水分が蒸発するのを防いでください。

水遣り

5月の植え付けから10月まで、晴天が続いたら、たっぷり水遣りをします。

害虫

芋ムシ

黒い芋ムシが発生して葉を食害します。 見つけ次第駆除してください。 ###アブラムシ

葉裏に付着して水分を吸います。てんとう虫が天敵ですが、てんとう虫が他で忙しければ、 牛乳を4~5倍に薄めてスプレーし、窒息させます。

収穫

11月頃から掘り出して、子芋、孫芋を食用にします。親芋は翌年の種芋に使います。貯蔵する場合は、霜に会って葉が枯れたら、親子孫くっつけたまま掘り上げて段ボール箱に入れ屋内に保管します。

トロ箱で保存する場合は蓋をしません。跡地の作付が翌年のじゃが芋植えまでなければ、掘らずに土寄せをして、3重にビニールを被せて保温し、雨水、雪解け水が侵入しない様にしておけば2月まで畑で保存できます。3月までそのままにしておくと親子孫共発芽して種芋になります。

(Photo by 著者)

このライフレシピを書いた人
Banner line

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。