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    タンスに入れる順番に注意!長持ちする着物の収納方法

    桐タンスに着物が眠っている方いませんか?着物を持っていも、たくさん着物をそろえたという方は少ないのではないでしょうか。たいていは、結婚時に両親から持たされたものであったり、頂き物であったりすると思います

    そういった場合、頂いた状態のまま保管しているという話も聞きますので、ここでは筆者が親や祖母から聞いて実践している着物の収納方法についてご紹介します。

    桐ダンスの収納場所のルール

    桐ダンスに入れておけばとりあえず大丈夫!...。ではありません。

    湿気を調節してくれる桐ダンスにもやはり「湿気」のたまりやすい場所があります。

    それは一番下の段。水分は重いので下にたまります。桐ダンスでも同じで、上に行くほど湿気は少なく、下に行くほど湿気が多くなります。正絹の着物ほど湿気に弱いので、上から順に、上質な着物を入れていきます。

    上から順番に解説

    画像のタンスは筆者の母のものですが、そのまま受け継いで使っています。受け継いだ当時から、一番上にはたまにしか着ない上質な着物がはいっていました。

    • 黒留袖
    • 振袖
    • 訪問着
    帯も留袖や訪問着に合わせるものはこの位置に入れています。

    そしてその下に

    • つけ下げ
    • 正絹小紋
    名古屋帯・正絹の半幅帯、コート類もこのあたりです。

    一番下に湿気に強い正絹以外の着物など

    • ウール(アンサンブル)
    • 木綿の着物や浴衣
    着付けの小物類も、正絹の長じゅばん以外はこの辺りでいいと思います。

    だいたいこのような順番です。

    タンスに入れるときは必ず「たとう紙」に入れて

    たとう紙に入れるのは、たとう紙自体が湿気の調節をしてくれるから、と着物屋さんが教えてくれました。

    たとう紙は和紙でできていますので、それ自体で湿気を調節してくれます。さらに、最初は白かったたとう紙のが、経年とともに黄ばんできます。黄ばんできたら「要注意」で、たとう紙を新しいものに変えます

    何十年振りかにタンスを開けて、たとう紙が黄ばんでいるようなら、まず着物のチェックをしてください。着物もシミが出ている可能性があります。
    たとう紙はごく安いもので、呉服店に行かなくても、ネットショップなどで買うことができます。

    おわりに

    何代も受け継いで着ることができる着物はとても寿命が長い、コストパフォーマンスが高い衣類といえます。

    黒留袖などは新しく買うと高価ですが、受け継いだものを、お手入れしながら使っていけは、サイズに厳しいフォーマルスーツなどを20代30代40代…と新しく買っていくよりもはるかに安くなります。

    お嬢様がいるおうちなどでは、振袖を成人するまできれいな状態で保管して、成人したときにサイズ直しをしたりして受け継ぐことができます。

    ぜひ、一年に一回でいいので、タンスを開けて、あちこちチェックしてみてください。

    (photo by 足成)
    (photo by 筆者)

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