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単数形?複数形?英作文で迷ったときの名詞の考え方のコツ

英作文をしているとき、「この名詞は単数形で使うべき?それとも複数形かなぁ?」と名詞の扱い方に悩んでしまうことはありませんか?著者は、学生時代この問題でよく悩みました。なので、今回は名詞の基本の話から、英作文でのポイントまで幅広くまとめてみたいと思います。

色々なカテゴリーのある「名詞」のお話~基本編~

この世の中は、もので溢れています。それには1つ1つ名前がついていて、「名詞」と呼ばれていますが、実は色んな種類があります。

加算名詞

一番簡単な、数えられる名詞(加算名詞)の話からしていきますね。実は、大体の名詞はこれに該当するんです。apple, lemon, book, pen, table, cat, dog...など言い出したらキリがありませんが、ちゃんと形がはっきりしていて、“1つ、2つ、3つ・・・”と数を数えることのできる名詞のことを言います。その中でも、上に挙げたように単体で存在しているものは普通名詞、familyやclassのように複合体で存在しているものは集合名詞といいます。

数えられる名詞には、1つのときは単数形、2つ以上のときは複数形で使うというルールがあります。

単数形

数えられる名詞の前にaをつける。ただし、次にくる単語が<a/i/u/e/o>の母音で始まる場合はanをつける。

例)1個のレモン・・・a lemon
  1個のリンゴ・・・an apple
日本語では数えられるものが1個あるときに、わざわざ「1個の」なんて言いませんが、英語では必ず<a/an>をつけますので気を付けましょう!

複数形

数えられる名詞が2つ以上ある形。<a/an>はつけずに、名詞の後ろにsをつける。ただし、その名詞がsh/s/chなどで終わる場合はesをつける。

例)2個のリンゴ・・・two apples
  2枚のお皿・・・two dishes
  2台のバス・・・two buses
dishは<sh>、busは<s>で終わる単語なので、複数形はesをつけましょう。watch(腕時計)も同様に、複数形はwatchesとなります。

例外

しかし、複数形には例外としてあと4つ覚えなければならないことがあります。ここがちょっとしんどいところですが、頑張ってマスターして下さいね!

  • 子音+yで終わる単語は、yをiにかえてesをつける
例)story→stories dictionary→dictionaries
  • f/feで終わる単語は、f/feをvにかえてesをつける
例)leaf→leaves  knife→knives
  • 群れで行動している動物の名詞の中には、単数と複数が同形のものがある
例)fish→fish sheep→sheep
s/esはつけません!
  • 全く不規則な変化をする名詞がある
例)man→men woman→women child→children
例外として覚えよう!

不可算名詞

では、次に数えられない名詞のお話をしたいと思います。まずは、液体をイメージしてみて下さい。コップやグラスに注いだら、それで「1杯、2杯・・・」と数えることはできますが、そういう道具を使わなければ数えることのできないはっきりした形のない存在ですよね。お金だって、そうです。硬貨や紙幣という形では数えることができますが、お金そのものは漠然としていて(指す範囲が広すぎて)はっきりしません。このように、ちゃんとした形が定まらず、“1つ、2つ、3つ・・・”と数を数えることのできない名詞のことを不可算名詞(数えられない名詞)と言います。

その中でも、上に挙げたwaterやmoneyのように形の定まらない物質を物質名詞、loveやpeaceのように形のない概念を抽象名詞といいます。それから、最後に、人名や地名のように大文字で書き始める世界に1つしかないものを固有名詞というのですが、これも不可算名詞に入ります。不可算名詞はその名の通り数えられませんので、加算名詞のように単数でaをつけたり、複数でsをつけたりといった区別はしません。

ここに気をつけて!名詞の使い方~応用編~

1:一般的総称として用いる場合は、複数形に!

例えば、「サルはバナナが大好きです」という英作文の問題の場合、この文章には“サル”と“バナナ”という2つの名詞が出てきますよね。それぞれ数えられる名詞なので、単数形でも複数形でも使うことができるわけです。ただ、この文章の場合、別に“特定のサルが特定のバナナを好む”という限られたシチュエーションでなく、あくまで一般的な傾向としての話をしているだけなので、そういう場合は複数形にするのが普通です。

例)サルはバナナが大好きです。
  →Monkeys like bananas very much.
  (△A monkey like a banana very much.)

2:食用としての動物の名詞は、無冠詞+単数形で!

例えば、「私は鶏肉が好きです」と英作文したいとき、“鶏肉”という名詞をどう扱うかがポイントになります。食用として動物名を使う場合は、無冠詞+単数形でOKです。ここにaをつけてしまうと、一気にchickenが生き物としての形を表すようになり、「動物としてニワトリが好き」と言っているのか、「食べ物として鶏肉が好き」と言っているのか紛らわしくなります。

例)私は鶏肉が好きです。
  →I like chicken.
 (×I like a chicken.)

3:ペアで1つのものは、複数形にすることを忘れずに!

例えば、「この眼鏡はPCユーザー用です」と英作文したいとき、日本人は眼鏡を複数形で捉えることはあまりしませんよね。しかし、英語では対になっているもの(眼鏡、ズボン、靴など)はあくまでも“複数”という捉え方をしますので、 日本語の感覚に引きずられることなく、ちゃんとglassesを使うようにしましょう。

例)この眼鏡はPCユーザー用です。
  →These glasses are for PC users.
  (×This glass is for PC users.)

おわりに

名詞の扱い方について、少しは参考になったでしょうか。英作文のときは、必ず1回1回しっかり見直しをして、凡ミスで減点されないようにしましょうね!

(photo by 足成)

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