2階の部屋用にエアコンを取り付け、室外機はベランダに設置しました。
しかし、いざエアコンを使用してみると、頭に響くような重低音が発生するようになりました。
その音と振動の発生源が、ベランダに設置した室外機だとわかり、その対策についての体験談を紹介させて頂きます。
筆者のエアコンの概要
国産電器メーカーのセパレート型エアコンです。ナノイー機能付きで、省エネ性能は☆☆です。家電量販店に見に行ったところ、販売係の方にこの商品をすすめられて決めました。量販店でエアコンの取付工事もお願いし、後日、委託された業者の方がいらっしゃって取り付けていかれました。
用意するもの
- 重量ブロック:30cm✕30cmのサイズ、高さ6cm、重量約12kgの硬質ブロック。計2個使いました。
- 制振ゴム:ホームセンターで販売しているもので、凹凸状に加工されたゴムマットです。
30cm四方のゴムマットをカッターで切断して使いました。ゴムの表面と裏面では、凹凸の形状の向きが違うタイプを用います。
- ドライバー:室外機の足についていたプラスチックの土台を取外すのに用いました。
設置の流れ・ポイント
STEP1:土台を取り外す
室外機の足から、プラスドライバーを使ってプラスチックの土台を取り外します。
STEP2:重量ブロックを置く
プラスチックの土台を外したら、そこに代わりとなる重量ブロックを置きます。
この硬質で重さのあるブロックを置くことで、室外機の振動を床に伝えにくくしてくれます。
STEP3:防振ゴムを敷く
ブロックと室外機の足の間に、防振ゴムを敷きます。鉄製の土台と、硬いブロックの間に、柔らかいゴムを挟むことで、振動を逃がす役割をしてくれます。
振り返って
大変だった事
室外機を持ち上げながら、その下に重量ブロックを置くのに苦労しました。指をブロックの下に危うく挟みそうになりました。たいへん危ないので軍手をつけて作業することをオススメします。
やってよかった事
何種類かおいてあったブロックの中で、1番重量があって、高硬度のものを選んだことです。重い方が振動を止める効果も高くなります。
やればよかった事
最初から室外機のホースを伸ばして、地面に設置することができれば1番良かったと思います。エアコンの室外機がまさかあれだけの振動を発生させるとは思いもしませんでした。
おわりに
これからエアコンを設置される方は、室外機をどこに置くかはかなり重要なポイントです。なるべくなら地面に設置された方がよろしいでしょう。
次善の策として、室外機の足に振動を軽減させるようなアイテムを咬ませることだと思います。その際に、中に空洞があったり、スカスカな軽量ブロックではあまり効果が期待できないと思います。
ホームセンターで入手できるもので、室外機の騒音対策をやってみました。こういったことで悩まれている方に、すこしでもお役に立てればと思います。
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(image by 足成)
(image by 筆者)
(image by nanapi編集部)