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漢文読解『論語』のポイント!

論語は、「巧言令色」をはじめ、色んな故事成語の元になっています。大変有名ですね!

孔子はどんな人だったのか、どんな考え方や弟子への接し方をしていたのか、といった興味を満たしてくれるのが論語でもあり、まずは現代語訳がおススメです!

論語

。巧言令色。鮮矣仁。

子の曰わく、巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁。

也。以予爲多學而識之者與。曰。然。非與。曰。非也。予一以貫之。

子曰わく、賜(し)や、女(なんじ)予(わ)れを以(もっ)て多く学びてこれを識(し)る者と為すか。対(こた)えて曰わく、然(しか)り、非(ひ)なるか。曰わく、非なり。予(わ)れは一以てこれを貫く。

現代語訳

孔丘(孔子)先生がおっしゃった。

「言葉づかいがたくみで淀みすらなく、たとえ表情がかんばしそうであり物腰が肯定がましくとも、それを自ら意識したような雰囲気の自己陶酔者を、良いと思うな、というのは仁という思いやりの真に無いものなのだから」と。

孔子先生がおっしゃった。
「子貢、お前は、私が多くを学び、あげくそのすべてを理解しているとでも思っているのではありませんか?」と。

子貢が応えた、「はい、もちろんでございます! 違うんですか?」と。

孔子はおっしゃった。
「違うんですよねぇ。私はただ一つの事を貫いているだけです」と。

この漢文の形式

散文形式(韻文ではない)

重要な句法

  • 非ず…違うんです(否認)
  • 女…なんじ、あなた。

読解のポイント

儒教なので、孔子という儒教(孔子教)の師が仰った語録のような形式となっています。弟子が描き継いだわけで、「子(孔子先生のこと)曰」で始まる各弟子間との問答がイキイキ活写された章立てが多いのがポイントです。

  • 子…孔丘(孔子)
  • 對(対)…応える
  • 賜…孔子の弟子の子貢、孔門十哲というすぐれた弟子十人の内のひとり

終わりに

「論語」は、「孟子」・「大学」・「中庸」とともに儒教の古典の『四書』の一冊となっています。

みんな大抵高位高官であったり、大夫(貴族)の息子だったりしたようなのですが、そこは儒教の人々…学問書のような「論語」故か、いつも学問している学生のようなイメージの人達です。

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