1. 趣味
    2. どんな語学もOK!『耳』で覚える語学暗記法(初級~中級者向け)

    暮らしの情報サイトnanapi 更新停止のお知らせ

    2019年6月30日(日)をもって更新を停止致します。詳しくはこちらをご確認ください。

    どんな語学もOK!『耳』で覚える語学暗記法(初級~中級者向け)

    中国語の学習を始めて1年ほど経った頃、旅行で台湾(公用語は中国語)へ行く機会がありました。

    1年も机に向かって勉強したのだから、それなりに話せるに違いない、と少々高を括っていました。ところがいざ現地の方と話すとなると、単語もフレーズも全然出てこず、まるで勉強した成果が感じられませんでした。

    「おかしいなぁ。私の勉強法の何が間違いだったのだろう?」このことを機に、著者は語学学習法をガラッと変えてみることに決めたのです。

    語学学習は赤ちゃんに習え!

    赤ちゃんが言葉を覚えるとき、いきなり文字を読んで言葉を学習するわけではありませんよね。両親や周りの言葉を「音声」として耳から聞き、聞いたままを言葉で発音しながら自然に習得していきます。それはどんな言語であろうと関係ないのです。

    多くの言語学者がこのように提唱していることを知り、この原始的な方法を使わない手はない!と感じました。そこで私が考え付いた2つの『聞いて覚える』語学習得法をご紹介したいと思います。

    その1.テキストは「買わず」ラジオ番組で学習する

    語学学習といえば、NHKのラジオ番組を利用している方も多いかと思います。番組の内容に合わせたテキストが毎月発売されていますが、「聞いて覚える」という観点でいえば、テキストは必要ありません。

    用意するもの

    • ラジオを聴くためのデジタル機器(PC、ポータブルラジオ等)

    STEP1:レベルに合った講座を選ぶ

    NHKの語学講座では、英語・中国語・ハングルなど10ヶ国語の番組を無料で視聴することができます。

    学習している言語と自分のレベルに合った講座をまずは選びます。

    STEP2:ストリーミング配信のページを開く

    英語・中国語・ハングル・イタリア語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・ドイツ語の8ヶ国語の講座では、前週の番組をストリーミングで視聴することができます。繰り返し聞くのに便利なのでぜひ活用したいところです。

    STEP3:繰り返し聞くのみ

    ほとんどの番組が、一週間に2~3度再放送をしています。PCをお持ちであれば録音して繰り返し聞くことも可能です。

    学習時間の目安としては、1講座が約15分なので、4講座分、時間にして1時間ほど取ることが理想的です。

    ストリーミングやラジオ番組の予約録音に便利なフリーソフト|『仮面舞踏会』
    テキストがなければ全てを耳で聞くしかありませんよね。幸いNHKのラジオ番組では日本語の解説もありますので、初心者の方でも聞いていてチンプンカンプン、ということにはなりません。

    その2.CD付き教材はまずCDだけを繰り返し聞く

    単語やフレーズを暗記するためのCD付き教材がありますよね。もしや、購入したとたんいきなりテキストを開いてはいないでしょうか?

    耳から聞いて覚えることを強化するには、まずCDだけを先に視聴することが重要です。

    用意するもの

    • お手持ちのCD付き教材
    • CDを再生するためのデジタル機器(PC、CDプレーヤーなど)
    再生機器は、持ち運びできるものが便利です。

    STEP1:CDを再生する

    CDをお手持ちの再生機器で再生します。

    テキストはまだ閉じたままにしておいてください。

    STEP2:最低2~3度繰り返して聞く

    一日のうちに同じ音声を最低でも2~3度、繰り返し聞きます。朝1回、寝る前2回と分けても構いません。

    慣れるまでは聞くことにのみ集中してください。慣れれば家事やウォーキングをしながら学習できるのでとても効率よく、楽に覚えることができます。

    STEP3.分からない単語やフレーズをテキストで確認する

    繰り返し聞いてみて、どうしても分からない部分があればそこで初めてテキストを開きます。

    あくまでも、テキストは補助的なものとして利用することで、耳をしっかりと鍛えることができるのです。

    「シャドーイング」で忘れにくい脳を作る!

    耳から聞いて覚えた単語やフレーズを、さらに忘れにくくする方法が『シャドーイング』です。

    シャドーイングとは、耳で聞いた単語やフレーズのすぐあとについてそっくりそのまま発音する方法です。聞き終わってから繰り返すのではなく、少し遅れてマネすることでより正しい発音やイントネーションが身に付きます。

    自分でみずから発音してみることで、単に『聞くだけ』よりも忘れにくい脳を作ることができるのです。

    語学学習者へのアドバイス

    ここまで、聞いて覚えるための方法を2つご紹介しました。2つの方法に共通するアドバイスをまとめます。

    • 同じ単語・フレーズ・文章を最低でも2~3回は繰り返し聞く
    • 1日の学習時間の目安は1時間程度
    • 聞いている間はテキストの文字を見ない
    • できるだけ音声を持ち運びできるようなデジタル機器の環境を整える
    • 周りに人がいないことを確認し、「シャドーイング」練習をする

    半年間続けてみて

    これまでの勉強法といえば、忙しい仕事の合間を見ては、一生懸命「ノートに書く」ことにいそしんでいました。いわゆる「たくさん書いて覚える方法」にチャレンジしていたのです。

    例えば一つの文章を覚えるとします。書くと30秒かかる文章も、聞けばものの10秒も必要としません。つまり、少ない時間を効率よく使うことができるのです。

    この暗記法を始めてからというもの、私の暗記力・語学力は大きく変わりました。一番に「文字に頼らなくなった」といえます。

    おわりに

    一生懸命に覚えてもすぐ忘れてしまう、たくさん勉強したはずなのになぜか語学が上達していない、そんな方は一度試してみてはいかがでしょうか。

    (photo by amanaimages)

    このライフレシピを書いた人