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家庭菜園でキャベツを栽培する方法【体験談・虫画像あり】

25種類の野菜を育ている筆者の経験から、農薬や化学肥料を使わない生食用キャベツの育て方を紹介します。ぜひ、家庭菜園でキャベツを育てる時の参考にして下さい。

準備するもの

  • 鍬、スコップ等畑を耕す農具。
  • 種子・・・種苗店で、四季採り、時無し等を選びます。
  • トロ箱・・・発泡スチロールの箱で底に水抜き穴を開けます。
  • 育苗ポット・・・直径10cmx高さ15cm程度で底に水抜き穴を開けたもの。
  • 苗作りの土・・・雑草の種が入っておらず、肥料分を含む、苗作り専用の土です。

必要な肥料

  • 鶏糞・・・鶏の糞を発酵させ乾燥して粒状に加工してあります。窒素、燐酸、カリを含む有機肥料です。
  • 油粕・・・菜種油の搾りかすで窒素分の多い肥料です。
  • 堆肥・・・野菜屑、残飯、食品工場の廃棄物、牛糞、豚糞等を発酵させ、熟成した有機栽培に欠かせない肥料で窒素、燐酸、カリをバランス良く含んでいます。コンポストを利用して自分で作ることもできます。
  • 草木灰・・・枯れ草、木片、庭木の剪定枝等の植物を焼却した灰で酸性土を中和します。キャベツ作りには欠かせません。
上記の道具、肥料は種苗店で購入できます。

苗づくり・種まきのやり方

STEP1:苗作りの準備

落葉か腐葉土を敷いたトロ箱に、苗作りの土を10cmを入れ表面を平にします。

STEP2:種蒔き

  • 春蒔き:3月 収穫6〜7月
  • 夏蒔き:7月 収穫11〜12月
  • 秋蒔き:9月 収穫1〜3月

2〜3cm間隔になるように種をパラパラ蒔き付け、苗作りの土を種が見えなくなる位かけます。水をたっぷりかけます。

STEP3:苗の鉢上げ

5〜7日で発芽し、上図の左(双葉)から右(本葉5枚)へ成長します。本葉4〜5枚の頃堆肥を半分入れた育苗ポットに移します。

シャベルを立てて根の先端を切っても、そこから出る根が増えて根張りが良くなります。くっついている苗は手で離して1本ずつ育苗ポットに移します。

鉢上げした苗はトロ箱に並べて表土が乾かないようにします。真夏の育苗ではトロ箱を日陰に移動します。春蒔きでは植え付けまでビニールで保温します。

STEP4:畑つくり

キャベツは酸性土を嫌いますから草木灰を1平方メートル当たり300gを撒き、堆肥、腐葉土、各2kg、鶏糞60g、油粕30gを混ぜながら深さ30cm耕します。苗1本につき50cmx50cmの植え付け面積を準備します。

STEP5:植え付け

本葉5〜6枚の頃、株間50cmで、15cmx15cm程度の穴を開け、根部にたっぷり水を含ませた苗を植え付け周りに水をかけます。植え付け後も降雨が少なければ水をかけます。

STEP6:土を寄せる

追肥植え付け3週間後に、鶏糞、油粕、堆肥、腐葉土、草木灰の混合物をひと握りずつ株元に置いて土を寄せます 腐葉土は保水性を利用して乾燥を防ぐためです。こまめに給水できれば不要です。

育苗期間~生育期間

水遣り

育苗期間中~生育期間中を通じて、表土が乾燥しない様に水やりをします。

収穫

種蒔き後100日~120日が収穫期です。同じ日に種まきしても生育には差がありますから肥大したものから順に収穫します。

夏蒔き(7月)は2月まで収穫を伸ばせますが、3月まで伸ばすと芯が伸びて塔が立ちます。秋蒔きを早めて8月に蒔くと12月に塔立ちすることがあります。

害虫の対策方法

アオムシ

生育期間中モンシロチョウの幼虫が発生し、葉を食害します。身長1cmまでくらいはドクダミの葉で潰しながら拭き取ります。大きくなったアオムシは空き缶などに集めて処分します。足長蜂がかなり駆除してくれます。

収穫間近で食用にしない外葉はアオムシに穴を開けられても、殺虫剤をかけるのは止めましょう。

  • ドクダミの葉↓

アブラムシ

葉裏に発生し、瞬く間に繁殖します。てんとう虫が天敵ですが、アブラムシの繁殖が勝ります。アブラムシの発生が少数のうちに、牛乳を4〜5倍に薄めてスプレーし、窒息させて駆除します。株間にニラ、ネギ、生姜の混植はアブラムシの発生を抑える効果があります。

ヨトウムシ(夜盗虫)

夜の間に幼苗の根元から食い切って枯らします。放っておくと又隣の苗を食いちぎりますから、食い切られた苗の根を引き抜いて周りを浅く掘ると体長2〜3cmの黒い虫が見つかります。通路に出して踏み潰します。

直近の地面に10cmx10cmの穴を掘り、煎り糠を入れておくと芳香に誘われてヨトウムシが寄ってきます。拾い出して処分します。

手袋をしていないと刺されます。

おわりに

肥料、水をたくさん与え、生育初期のアオムシ退治が大玉のキャベツを作る秘訣です。殺虫剤を使わずにキャベツを作る困難は体験しないとわかりませんが、生で食べるキャベツにはできれば農薬は使いたくありませんよね。

(image by 筆者)

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