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財形貯蓄と生命保険の兼用で最大限の貯蓄効果をひっぱりだす方法【体験談】

ここでは財形貯蓄(以下、財形)の基本的な利用方法について簡単に述べた後、筆者が行っている応用的な利用方法について説明していきたいと思います。

財形の基本は知っているという方は、ページ中盤「筆者と財形」から読み進めてください。

財形の種類

一般財形

3年以上継続して積み立てる財形です。最初の預入から1年間は払戻し等ができません。

年金財形

老後の生活資金の準備を目的として、5年以上継続して積み立てる財形です。利子は非課税です。

住宅財形

住宅購入等の資金準備を目的として、5年以上継続して積み立てる財形です。利子は非課税です。

年金財形、住宅財形の非課税枠はあわせて550万までです。それ以上の積立金または目的外資金として使う場合(住宅購入等や年金として以外の目的)は、利息に税金がかかります。

財形貯蓄を始めるには

会社の経理関係の部署で申込書を提出する必要があります。

個人で金融機関と直接契約することは不可能です。会社を通して金融機関と契約します。

筆者と財形

会社の財形担当部署で仕事をする機会があり、財形について様々な角度から見てきました。その実感として、財形は利息において優れている商品ではありませんし、利子の非課税枠も貯蓄効果としては非常に薄いものと言わざるを得ません。しかし生命保険会社が提供する財形には貯蓄効果を間接的に高めるものがあります

災害死亡(災害高度障がい)保険金

死亡や高度障がいの原因となる事故発生時点での払込保険料累計額の5倍相当額が支払われる保険金です。

払込保険料累計額とは払込金額(積立額)から払出金額を引いた額を意味します。

日本生命勤労者財産形成貯蓄積立保険 災害死亡(災害高度障がい)保険金

これにより、万が一に備えた生命保険料を大幅に削減し貯蓄に回すことができます。例えば積立残高が100万円の場合、500万円の死亡保険金が受け取れます。一般財形は払い出しが可能なので、普通預金に対して生命保険の死亡保障が付与されるイメージとなります。

被保険者の飲酒運転、無免許運転、故意による死亡など一部保険金が支払われない場合があります。「特に重要なお知らせ(契約概要・注意喚起情報)・お客様情報の取扱いについて」の2ページ下部「保険金等をお支払いできない場合」を確認ください。

具体例を確認しましょう

筆者の具体的な財形経過について紹介します。

一般財形を契約し、給与より2万円、賞与より15万円、年間54万円、6年間で300万円超を貯蓄。その後は普通預金のように時々、払い出しながら残高300万円前後を保っています。その理由は当然、災害死亡保険金の額です。万一死亡した場合に受け取りたい金額の1/5を常に保つようにしています。

筆者の場合は300万円×5倍=1500万円が死亡保険金となります。

そのため生命保険については解約し、社内のグループ保険のみとしたため、月々の支払いは約1.5万円→690円になりました。年齢等による掛け金の変更など一概には言えませんが1か月で1.4万円の節約です。また1.4万円×12カ月してみると、年間約17万円の生命保険料の節約ができた計算になります。

保険に対する考え方は様々です。各自の価値基準に沿った判断をすることが大切です。

おわりに

財形は利息において優れた商品ではありません。インターネットバンクの定期預金などの金利と比べると明らかです。しかし銀行、生保、証券など様々な金融機関の提供する多様な商品を持つ財形の世界は、思っている以上に奥が深いのかもしれません。

(photo by amanaimages)

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