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    ちょっと面白い風景写真を撮る方法

    風景写真は誰でも撮れます。しかし、せっかく撮るならより印象に残る写真を撮りたいですよね。

    本来、写真には記録性や真実性が備わっていますが、独自の視点という自分なりの個性の観点を加えると、「他にはない、ちょっと面白い写真」が撮れます。

    その手段として、被写体を良く吟味することから始めるといいと思います。

    撮影した写真例

    「笑うゴルフ場」

    多摩川河川敷のゴルフ場です。大田区と川崎市に掛かる多摩川大橋の川崎寄りの橋の上から撮影しました。

    橋の上からの見たゴルフ場がパンダの顔に見えました。白と黒ではなく、グリーンのパンダという珍しい色でしたが、その表情は笑っているようにも見えました。

    そこに犬と散歩をする人が、「鼻」の上を通りましたので、尚更、パンダ顔だと思いました。

    テーマは昼下がりです。露出F16、シャッタースピード1/250秒で撮影しました。

    「恐竜の足」

    東京・高尾山に登る途中の山道で撮りました。高尾山へのルートは幾つかありますが、清滝コースの途中にある木です。

    何気ない木から一本の根が張り出していました。何かに似ていると思いましたが具体的に分かりませんでした。しかし、眺めているとふと思いつきました。「これは恐竜の足ではないか!

    思わず構図から恐竜の足のように見えるアングルを探して、シャッターを切りました。

    テーマは「出会い」です。露出F22、シャッタースピード1/250秒で撮影しました。

    「ご案内」

    北アルプスの燕岳にある燕山荘(えんざんそう)から100m程、燕岳方面に歩いた途中にある案内版です。

    燕岳(つばくろだけ)は通常では読めません。山名に燕(つばめ)が入っていることから、燕を記号化した案内版になっています。しかし、そのデザイン化した燕が矢印のようにも見えました。

    「こちらが山頂方面になります」、燕がそうささやいているようにも思えました。

    テーマは「不思議」です。露出F16、シャッタースピード1/125秒で撮影しました。

    風景写真の撮り方

    STEP1:撮影素材(被写体)を見つける

    馬はオブジェですが、馬の脚の向こう側にある池と人が「大」と「小」の奇妙なバランスに見えました。面白い被写体だと思いましたね。

    STEP2:アングルや構図を決める

    通常、駐車場には「満」と「空(あき)」がありますが、その「空」を「青空」に見立てました。少し仰いだアングルで撮影すると、「あき」と「そら」が同化したと思いました。

    STEP3:露出とシャッタースピードを決める

    露出とシャッタースピードは自動でも撮れますが、残照の感じを出すために、敢えて露出を絞ってみました。狙い通りの写真が撮れたと思います。

    STEP4:シャッターを押す

    「『ほうれん荘』って何?」 あ然とするしかなかったのですが、考えを整理するより、何でもいいから撮りたい気持ちに駆られましたので思わずシャッターを押しました。

    STEP5:撮影した写真を確認する

    登山の途中でしたが、余裕で撮ったわけではありません。少し気になったから撮ったのですが、くりが3様あるではありませんか。撮った後の感想はまさに「びっくり(栗)」でした。

    撮る際のコツ

    写真は引き算の芸術」と言わます。換言すれば、余計な物は避けてて、何を撮りたいのかを明確にすることです。

    そのために技術的な構図やアングルが必要になってきます。しかし、あれやこれやと覚えるより、3つのポイントをマスターするだけで、狙った被写体をより印象深くすることができます。

    3割分構図を意識する

    垂直や水平方向を3分割する線を「3割分構図」と言いますが、この構図に沿って対象物を配置し撮影すると、構図のバランスが「収まり」、写真が引き締まります。

    被写体は真ん中からはずす

    撮りたい被写体を敢えて中心から外すことで、写真の中のムダである「空き」をなくすことができます。また、被写体が複数ある場合、全体バランスを考えて、最も重要な狙いを中心から外すと、奥行きのある写真が撮れます。

    視点を少し変えてみる

    「何を撮るか」よりも「どのように撮るか」を考えた方がいいでしょう。視点こそが全体構図を決め、さらに、写真のインパクトを決めるといっても過言ではないでしょう。

    おわりに

    撮った写真例は参考になったでしょうか?

    筆者が心掛けていますのは最初は無難にシャッターを押します。とりあえず撮ったという安心感が生まれます。次は自分の視点から思う存分楽しみます。

    撮る時は漠然とタイトルを決めることもあります。何故なら、テーマが明確に分かるからです。

    さあ、楽しく、且つ、楽しい写真を撮ってください。

    (image by 筆者)

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