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【国語】漢文の形式のポイント!学習のコツ

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漢詩は古来から長かったり、一句あたりの字数がさまざまだったりしたものが、しだいに体系化され、技を競うほどになってきた、歴史があるものです。

唐の時代には特に、名のある詩人が多いです。

以下に漢詩の形式をご紹介していきましょう。

漢文の形式

絶句

学ぶ内容

  • 五言絶句

五言は、一句の文字数が五つのものしかさしませんので注意が必要です。

絶句とは、

  • 一句目=起句

  • 二句目=承句

  • 三句目=転句

  • 四句目=結句

から構成されています。

つまり、五文字×四行になる詩を五言絶句というのです。

字数の例

  • 阿伊宇江於
  • 加機久介己
  • 散之須世曽
  • 多千川天止

唐代以後にはもっと細かいルールがあります。
後で説明しますね!

七言絶句

七言は、一句の文字数が七つのものしかさしませんので注意が必要です。

起句(一句目)・承句(二句目)・転句(三句目)・結句(四句目)から構成されるのは、五言絶句同様です。

つまり、七文字×四行の漢字の詩ということになりますね!

おさえるべきポイント

絶・・・絶えて短い
句・・・フレーズは短いと覚えましょう!
四行になっていて、偶数句末(および一句・七文字のときには初句末においても同様)にて押韻を踏みつつ、起承転結で歌い上げるのが絶句です。

律詩

学ぶ内容

  • 五言律詩

五言は、一句の文字数が五つのものしかさしませんので注意が必要です。

律詩は、

  • 一・二句目=首聯(れん)
  • 三・四句目=頷聯(れん)
  • 五・六句目=頸聯(れん)
  • 七・八句目=尾聯(れん)

計八句から構成されています。

律詩においては、二句を一単位とし、「聯(れん)」と呼び、四つの「聯(れん)」に分けてみていくのが普通です。

ここでは順番に

  • 首聯(れん)

  • 頷聯(れん)

  • 頸聯(れん)

  • 尾聯(れん)

と呼んでいますが、それぞれの「(れん)」は、それぞれが、絶句において四つのまとまりと見なされている処の、「句・句・句・句」の四句に対応している、と考えられる構成なのです。

ただし、八行と長くなってる所為で、簡単な趣旨とする工夫が為され、二単位目(三・四行目)・頷聯(れん)と三単位目(五・六行目)・頸聯(れん)は、それぞれの二行が対句となり、まとめて把握しやすくする、と決まっているので、まだいいですね!

対句中、レ点や一二点の位置まで対称ですので、読み易いのです。

五言律詩は、漢字五文字×八行、となっています!
  • 七言律詩

七言は、一句の文字数が七つのものしかさしませんので注意が必要です。

八行あること、対句が含まれることなど、五言律詩と同様の形式となっているので把握しやすいですね!
つまり、漢字七文字×八行は七言律詩、というわけです!!覚えましたね!?

おさえるべきポイント

形式の整った漢詩には主として二種類しかなく、それは絶句と律詩なのです。
『絶でも句でもない・・・短くナイ』のが
残った律詩、と覚えるのが早道でしょう。

八行(四行×二)と長いのが律詩で、長い分の作る労力も大きく、律(ルール)も必要なのです。

漢詩の内容

押韻

押韻は、それぞれの行末漢字の音の子音と末尾音が重ねられ、把握しやすく美しく纏まっているうえ、趣旨が際立つ、という高級なテクニックとして発達したもののようですね!

朗読、拝読、などに重点が置かれる唐代以後、士大夫(貴族階級など)のたしなみとして親しまれた、といった中国文化が窺える技なのですね!

韻が踏まれる場所は、構成上決まっているので下に記しておきましょう。

韻の場所のポイント

  • 五言絶句、五言律詩

偶数句末

  • 七言絶句、七言律詩

初句末と偶数句末

おわりに

王翰『涼州詩』に、

葡萄美酒夜光杯(葡萄の美酒 夜光の杯)

欲飲琵琶馬上催(飲まんと欲すれば 琵琶 馬上に催す)

醉臥沙場君莫笑(酔うて沙場に臥せども 君 笑ふなかれ)

古來征戰幾人回(古来の征戦 幾人か回る)

がありますね。

一体、何文字×何行の形式かわかりますね?!

これでもうバッチリ!!ですね!

(正解:七文字×四行の七言絶句)

(photo by amanaimages)

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