\ フォローしてね /

流れで解説!山小屋をもっと有効的に利用する方法

山小屋は登山者にとって非常に大切な「登山基地」です。荷物の軽減にもなりますので行動範囲も拡大します。

テントと異なり一時的な共同宿舎の趣も持っていますよね。食事付きで宿泊すると、山小屋が個性を活かしたメニューを提供して、意外な楽しみと出会うことだってあります。

山小屋をもっと有効的に活用する方法を紹介しましょう。

登山歴

山に登って45年になります。最初は重いテントを背負った形式がほとんどでしたが、最近は山小屋利用が多くなりました。

宿泊した山小屋

北アルプスの北穂高小屋です。利用したのは2012年夏です。

夏と言いましても時期によっては混雑と閑散の時期があります。お盆過ぎは閑散期に当たりますので、狙って利用しました。

今回は北穂高小屋を例にしまして紹介します。

山小屋利用の流れ

到着時刻

北アルプスに限らず、山小屋は全般的に午後3時目標の到着が基本とされています。

事前に山小屋を予約する場合が多いですが、午後3時以降の到着は、山小屋に登山者に何があったのではないかと思わせてしまいます。

同時に夕食の準備から予約しても夕食数に組み入れられない場合も出てきますので、遅くとも午後4時までには到着したいですね。

受付

山小屋の入り口に受付あり、予約した代表者の名前を言い、宿泊名簿に同行者全員の名前を記入します。

あわせて、前日と翌日の宿泊地を記入する欄もあります。遭難対策の一環ですが、正しく記入しましょう。

料金の支払い

受付で宿泊以金を支払います。1泊2食付きが基本になっていますが、素泊りや1泊夕食付き、1泊朝食付きを希望する登山者もいます。

北穂高小屋の1泊2食付き9000円ですが、北アルプスの山岳協議会が決めておりますので、北アルプスのどの小屋も同一料金になっています。

部屋

山小屋に到着した順番から相部屋を割り当てられます。山小屋はその日の宿泊人数によって、部屋割を決めています。

余裕のある場合は6人部屋に3人の場合あり、混雑時は6人部屋に8人以上も決して珍しくありません。また、個室を希望する場合は、部屋に余裕がある場合に限り利用できます。

追加料金は広さによって異なりますが、6畳で1万円ですが、6人で割ればその快適さから高くない印象を持つと思います。

食事

夕食は17時30分からです。山小屋に到着した順番で席に付きますが、小屋スタッフの指示で、団体か単独行によって、席が振り分けられます。

混雑時の時は1回30分で5回以上、回転することがありますので、小屋スタッフはてんてこ舞いです。

就寝時間

20時30分です。この時間設定は他の山小屋も同様か、21時になっています。しかし、その日の行動疲れから、就寝時間前に眠っている人が多く、布団で消灯を確認する人がほとんどです。

翌朝の出発時刻

登山者の行動によって、出発時間はまちまちです。小屋の朝食を食べずに、前夜、弁当に切り換えてもらう人もいます。

通常、小屋の朝食時間の5時が終わってから、準備を整えてから登山者が出発しますので、6時30分にはほとんどの登山者が出発しています。

注意点

北穂高小屋のスタッフが嘆いていました。

「風呂は何時からですか?」の質問です。丁寧に「山小屋は立地の悪い場所に立っていますので、風呂の設備は用意できません」と説明していました。

時々、山小屋を旅館と勘違いする登山者がいます。

宿泊してみた感想

北穂高小屋が立っている場所を見れば、断崖絶壁、正式には滝谷を背にして建っています。

初代オーナーの小山義治さんが自力で昭和23年に建てた小屋は、音楽好きの小山さんの意見が反映されています。

雲上のテラスでクラッシック音楽が聞けるのです。雄大な調べと山の景観が見事にマッチしています。

山小屋を利用する方へのアドバイス

北穂高小屋は中級者以上のレベルでないと難しいかもしれません。

上高地からも途中の山小屋で泊まることを余儀なくされ、涸沢から上り4時間弱の行程も決して楽ではありません。

おわりに

北穂高小屋からの景観は素晴らしいです。日本有数の絶景美と言っても過言ではないでしょう。

槍ヶ岳方面に目を転じれば、大キレットの向こうに槍ヶ岳を拝むことができます。奥穂高方面には、前穂と奥穂の吊り尾根のラインが見事で、奥穂の向こう側にはジャンダルムを見ることができます。

登山者に人気のある北穂高小屋に是非、泊まってみてください。

(photo by 著者)

このライフレシピを書いた人

編集部にリクエスト!

「こんなライフレシピがほしい」や「ここがわかりにくかった」などをお送りください。