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化学肥料、農薬を使わずに家庭菜園でカブを育てる方法

こちらでは化学肥料、農薬を使わないでカブを育てる方法をご紹介します。

筆者の菜園の状況

  • 所在地…茨城県、つくば市
  • …関東ローム層の畑作適地。
  • 面積…10mx15m=150平方メートルを30区画に区分けし25種類の野菜を輪作中。

準備するもの

  • クワ、スコップ等…畑を耕します。
  • 種子…種苗店で選びます。
  • ふるい…種蒔き後の土かけに用います。
  • 煎り糠…ヨトウムシの駆除に用います。

必要な肥料

  • 堆肥…野菜屑、残飯、食品工場の廃棄物、牛糞等を発酵させ、熟成した有機肥料で窒素、リン酸、カリをバランス良く含んでいます。
  • 鶏糞…鶏の糞で発酵させて粒状に加工してあります。窒素、リン酸、カリを含む肥効の強い有機肥料で主に元肥に使います。
  • 油粕…菜種油の搾り粕で窒素分が多く速効性で葉菜類の追肥に適しています。

家庭菜園でカブを育てる方法

STEP1:畑作り

種蒔きの2週間前に畑作りをします。野菜作りを繰り返している畑であれば場所を選びません。畑の空いている場所を耕して作れます。

1平方メートル当たり、堆肥1キログラム、鶏糞100グラム、腐葉土1キログラム、草木灰100グラムを混ぜながら深さ30cm耕します。

荒地を耕したような肥料分の少ない場所では、堆肥2キログラム、鶏糞200グラム、草木灰100グラム、腐葉土2キログラムを入れて耕します。

STEP2:畝作り

用土1m幅に30cm幅の平たい畝を畝間30cmで作ります。畑の空き具合で2列に作っても、長く1列に作っても構いませんが、通路または畝間は30cm以上確保します。

畝間が狭いと雑草防止のため中耕するのが困難です。畝の高さは5~10cmとして表面を平らにします。

STEP3:種蒔き

種蒔きは畑作りの2週間後に行います。

畝の表面にパラパラと間隔1~2cmに蒔きつけます。

種蒔き後ふるいで種が見えなくなる程度に土をかけます。水をたっぷりかけます。たねが洗い出されたらもう一度土をかけます。晴天が続くようであれば、新聞紙で乾燥を防ぎます。発芽したら新聞紙は除きます。

種蒔き後10日くらいで発芽しますが、晴天続きであれば表土が乾かないように水をかけます。

鶏糞、腐葉土等が土と馴染む前に種を蒔くと、カブの幼根が肥料の塊に触れて成長が止まり、枯死することもあります。

STEP4:間引き

本葉が1~2枚出た頃に、くっついているところは間引いて2~3cm間隔にします。

本葉4~5枚の頃から間隔5cmに間引きし、間引き菜は食用にします。

STEP5:中耕、土寄せ

畝間を絶えず耕し雑草の発生を防ぎます。このとき少量の油粕を撒いて耕し、カブの根元に土寄せします。

水遣りについて

カブは土が乾燥すると肉質が固くなるので表土が乾かないように水やりをします。

収穫

小カブは種蒔き後40~50日くらいが食べ頃でしょうか、収穫が遅れると根が割れたり、スが入ったりして食味が落ちます。

カブの葉は各種ビタミン、カルシュウム、マグネシュウム、リン、カリウムを含む健康野菜です、葉が綺麗な種蒔き後30日くらいから収穫を始めて根も葉も利用しましょう。

カブにつきやすい害虫

アブラムシ等の昆虫

葉裏に発生して、またたく間に繁殖しますから発生が少ないうちに、牛乳を4~5倍に薄めてスプレーし、窒息させて駆除します。

小菜蛾、カブラハバチの幼虫

体長1cmくらいのアオムシ、黒いムシが多数発生します。見つけたら如露で水をかけるか、スプレーで水を吹き付けると地面に落ちて溺死します。

自然の降雨でも溺死しますから、雨前、雨中にカブの葉を揺すって地面に落として置けばほとんど駆除できますが、頻繁に発生しますから気を付けて駆除します。

ヨトウムシ

夜盗蛾(ヨトウガ)の幼虫で幼苗を根元から食い切ります。昼間は土の中に潜っていますから、被害にあった根の近くを2cmくらいほじくると見つけられます。夜中に見回れば食害中のヨトウムシを見つけられます。

畝の近くに10cmx10cm程度の穴を掘り煎り糠を入れておくと芳香に誘われてヨトウムシが寄ってきますから集めて駆除します。

ヨトウムシの写真は筆者ブログを参照ください。

カブを育てる際のポイント

害虫駆除に向いている植物

大カブの聖護院カブや中国系の赤カブなどは、栽培の手順は同じですが春蒔きには適さないようです。秋蒔きで挑戦しましょう。害虫は近くにネギ、生姜などを植えるとある程度発生が抑えられます。

無農薬栽培を続けていれば、てんとう虫、足長蜂、蜘蛛、トンボなどの天敵が増え、ある程度協力してくれますが、アブラムシ、カブラハバチ、ヨトウムシ、は発生が多く初期の駆除が必要です。

種蒔きの際、種が多い場合

種がたくさんあっても一度に蒔ききらず2週間くらいずらして蒔けば、春蒔き4回、秋蒔き6回種蒔きができ、連続して収穫できます。

  • 春蒔き…2月末~4月、収穫…4~5月
  • 秋蒔き…9~11月、収穫…10~12月

おわりに

ご参考いただけたら幸いです。

(photo by 筆者)

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