石垣島から高速フェリーで西表島大原港まで約35分、周囲130Kmの西表島は、沖縄県では本島の次に大きい島です。西表島旅行を楽しむコツをご紹介します。
旅行の詳細
- 夫婦で2泊3日のツアーに参加
- 時期 2013年2月下旬
- 宿泊 石垣島のホテル
石垣島から大原港まで高速フェリーで渡り、港からは大型観光バスで移動しました。
観光ポイント
1.由布島(ゆぶじま)観光
由布島は西表島の沖合400mに浮かぶ小さな島です。水牛車乗り場までは、港からバスで20分。島へは水牛車に乗って、浅瀬の海を渡ります。
水牛車の速度は牛まかせです。大体10分で渡れますが、牛によって歩く速度が違うので、所要時間はまちまちです。斜めに歩く子や、立ち止まって休む子もいて、見ていて飽きません。
島全体が亜熱帯植物園になっていてトロピカルムードいっぱいです。
ブーゲンビリアの温室や、レストラン、売店も2ヶ所あります。入り口横の売店で買ったマンゴーソフトクリームが美味でした。
島に入ると、グループごとに半強制的に記念写真を2枚撮られます。1枚は水牛と一緒。もう1枚は咲き誇るブーゲンビリアの花と一緒です。帰りの出口近くで1枚1300円で販売。購入は希望者のみです。
2.仲間川ジャングルクルーズ
仲間川の遊覧船乗り場までは、水牛車乗り場からバスで20分、大原港からだと車で2分ほどです。50人ほどが乗れる遊覧船に乗り、船長さんの説明を聞きながら仲間川を遡ります。
川の両側にマングローブの群生をみることができます。この群生は日本最大で、国の天然記念物に指定されています。
右手山の中腹には、同じく天然記念物のヤエヤマヤシの群落を見ることができます。
上流で一度船を下りて、日本最大、推定樹齢400年のサキシマスオウノキを見学します。大きな根が板状になっているその不思議な姿には目をみはります。
仲間川で採れる巨大なシジミです。往復でおよそ1時間、帰りは大原港まで直接戻ります。
良かったところ
上記に挙げた通り、西表島でしかみることのできない珍しい植物を、たくさん見ることができました。
イマイチだったところ
遊覧船は屋根しかないので、風が吹き抜けます。とても寒くてゆっくり楽しめませんでした。半日観光でしたので、島にある滝を見ることができませんでした。
服装
気温は23度でしたが…遊覧船に乗る際は、風を通さない上着が必要です。由布島は、日差しが強いので、帽子と日焼け止めが必要です
おわりに
ほとんどジャングルに覆われる西表島は、他の離島とは異なった雰囲気を味わうことができます。有名なイリオモテヤマネコは、夜行性のため姿を見ることができません。
水牛車で海を渡ることは、筆者の夢でした。今回実現することができました。
(Photo by 著者)