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栄養のない土を使うのがコツ!挿し木の方法

上の画像は著者が昨年の秋に挿し木を行ったシキミア(スキミア)です。日本のミヤマシキミをヨーロッパで改良したものなのですが、お値段がちょっとお高め。もう1株欲しいので、挿し木にチャレンジしてみました。

挿し木って?

挿し木とは木の枝を切り取って土に挿し、根を出させて増やす方法です。

挿し木のメリット・デメリット

  • メリット:お金をかけずに苗を増やせる。親と同じ性質を受け継がせることが出来る。

  • デメリット:けっこう成功させるのが難しい。成功したか確認するまでに時間がかかる→失敗しているとかなり虚しい

挿し木を行うタイミング

著者は夏を避けて挿し木を行っています。清潔な用土を使っても結局カビがはえてしまって上手にいかないからです。

剪定を行った時に出た枝を気軽に挿すこともあります。

挿し木に使用する道具・材料類

  • 挿し穂・・・挿し木にしたい木の枝
  • 清潔で肥料分のない用土(挿し木用の土、バーミキュライト、鹿沼土など)

左:挿し木用の土  右:鹿沼土

  • 鉢などの容器
  • ハサミ(出来るだけスパッと切れるもの)
  • 発根促進剤(メネデールなど)
  • じょうろ(目の細かいもの)

挿し木のやり方

STEP1:挿し穂の用意

挿し穂を用意します。増やしたい植物の枝が茶色くなっていない元気そうな部分を8センチくらい切ります。赤線で引いた部分を切り落としてください。

挿し木において葉は必要なものですが、多すぎると水分の蒸発が多くなってしまいます。そのため大きめの葉は半分に切り落とすなどの工夫をします。

葉はだいたい3~5枚程度残します。

STEP2:水を吸わせる

コップなどに水を入れ、画像のような発根促進剤を100倍くらいに希釈します。用意した挿し穂を浸けて1時間程度水を吸わせます。

STEP3:挿す

鉢やポットに土を入れ、じょうろで水をかけ湿らせておきます。先に穴を竹串などであけてから、切り口をつぶさないようにそっと挿し穂を挿します。

土には3~4センチくらい埋めましょう。葉の部分は埋めてはいけません。

STEP4:水をやる

じょうろで水やりをします。水の勢いが強すぎると穂が浮いてしまったりするのでそっとあげてください。

水の中にも発根促進剤を薄く溶かしてあげるといいです。著者はSTEP2で使った水をじょうろに入れてしまいます。

挿した後の管理

とにかく乾燥させないように注意が必要です。著者はだいたい3日に1度くらいあげています。

また根が出たか確認するために穂をいじったりしてはいけません。無事に成功した場合、新しい芽が出てきたりするので、それまではじっと水やりだけをして我慢します。

挿し木を行う際の注意点

植物の中にはパテントと言って著作権のあるものが存在しています。そういった植物は売買目的で増やすことは禁止されています。(売買目的でなくとも増殖そのものを認めていないと札に書かれている植物も見たことがあります)

ですから、挿し木をして増えた植物をむやみにオークションで売ったり、人にあげたりしないように注意しましょう。

おわりに

挿し木はチャレンジする植物によって、成功率がだいぶ異なってきます。ハーブなど生命力が旺盛なものは比較的成功しやすいように思います。

今回の画像では挿し穂があまりとれなかったため、1本だけしか残っていないのですが、たくさん挿し穂が用意出来たら、だめもとでいっぱい挿してみるといいですよ。

挿し穂そのものの元気さによっても成功するかどうかがわかれるので、同じ条件でも生き残れるものと残れないものとあります。

デメリットにも書いたように挿し木したものを育てるのには時間がかかります。あまり気負わず、のんびりとした気持ちでチャレンジしてみてくださいね。

(Photo & キャプチャ by 著者)

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