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無農薬有機栽培で家庭菜園を始める際の野菜の選び方【体験談】

筆者は茨城県、つくば市で家庭菜園をしています。無農薬有機栽培に取り組む人に向けて、筆者の経験に基づき野菜の選定を提案します。

筆者の体験談

家庭菜園を始めたのは春でしたから、最初にじゃが芋を作りましたが、種芋を多めに買いすぎてしまいました。耕した畑の半分以上に植え付け、収穫は多かったのですが、生憎その夏は湿気が多くて保存中のじゃが芋がだいぶ腐りました。収穫後、食べきれないじゃが芋を風通しが良くて、光が当たらない状態で保管しなければならなかったのが大変でした。光が当たると、緑色に変色して食味が悪くなるからです。

ナス、ピーマン、ミニトマトも作りましたが、これらの野菜は同族で2年続けて作ると連作障害が出て成長が思わしくなく、収穫も少なくなるため、翌年これらを作る所がなくて困りました。

これまでに30種類以上の野菜を作りましたが今は25種類を輪作しています。土は関東ローム層の畑作適地。10mx15m=150平方メートルを30区に区分けして、25種類以上の野菜を輪作しています。

無農薬有機栽培・初心者におすすめの野菜

作り易くて、初心者にお勧めの野菜がありますので、まずはこちらの野菜を作ってみましょう。

  • なす
  • ピーマン
  • ミニトマト
  • さつまいも
  • ズッキーニ
  • はつかだいこん
  • 大根
  • チンゲン菜
  • リーフレタス
  • 春菊
  • 人参
  • 莢エンドウ
  • インゲン

連作を避ければ収穫の喜びを味わえます。

少し手間はかかるけれど…おすすめの野菜

  • カブ
  • 小松菜
  • キャベツ
  • レタス
  • きゅうり
  • オクラ
  • ブロッコリー
  • ネギ
  • 玉ネギ

手間はかかりますが、こうした野菜は無農薬のものを食べたいですよね。

虫の害に遭うことがありますが、毎日見回って駆除すれば、虫食い穴のある葉菜を食べなくても済みます。ネギ、ニラ、生姜を隣の列に植えると害虫の発生が抑えられます。

広い畑が用意できる人におすすめの野菜

  • じゃが芋
  • 里芋
  • カボチャ
  • スイカ
  • マクワウリ
  • 白瓜
  • トウモロコシ
  • ごぼう
  • アスパラガス

これらの野菜は畑を長く専有します。例えばアスパラガスは1年中、里芋は1年近く畑を専有します。ごぼうは1度作ると3~4年連作障害で次が作れません。そのため、畑が狭いとたくさんの野菜を植えて楽しむことができません。広い畑が用意できるならば、ぜひチャレンジしてみてください。

じゃが芋は3月末に植え付ければ5月末に収穫できるという短期での収穫が可能な野菜ですが、たくさん作ると連作障害を避けて輪作するのに苦労します。保管場所が無ければ、掘り上げずに畑の土の中に置いておけますが、その間他の野菜は作れません。

トウモロコシは1列だけでは授粉がうまくできない年があり、短くても2列3列作るのが安全ですから狭い畑では避けたほうが良いかもしれません。

美味しい野菜を失敗なく作るには

畑を区画して連作を避ければ、失敗は殆どありません。家庭菜園を始めるのに、意気込んでじゃが芋の種芋をたくさん買い込むと、2年目、3年目に連作を余儀なくされることにもなりかねません。

筆者の失敗の一つは、ミニトマトの脇芽摘みを疎かにして、上部が森のように枝葉が茂り、強風で支柱ごと倒れてしまったことがあります。トマトの脇芽と古い葉は切除して通風を良くしなければなりません。風の強い畑では、きゅうりや蔓有インゲンの支柱を強固にしておかないと収穫最盛期に全てを失うこともあります。

おわりに

農産物の生産性を高めるために次々に農薬や化学肥料が開発されていますが、その安全性は必ずしも保証されていません。食の安全を確保する方法の一つとして、無農薬野菜の栽培、自給は重要であろうと思われます。

夏季の雑草取り作業を体力増強の運動に代えて、野菜作りに取り組む人が増える事を願います。

(image by 筆者)

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