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リノベーション用の中古物件を選ぶ際のポイント

自由度が高く選択肢も豊富なリノベーション。とはいえ、どんな物件でも思いのままに変更できるというわけではなく、設備の状態や構造によっては工事が難しいケースもあります。

ここでは、リノベーション用の中古物件を選ぶ際のポイントをまとめてみました。購入後に後悔しないよう、ぜひチェックしてみてくださいね。

本記事は、リフォーム・オウチーノのご協力により、2013年に執筆されたものです。

1.リノベーション可能な範囲を見極める

まずは建物をスケルトンに

室内の間仕切り壁や吊り天井、フローリングの床などは、大抵の場合取り払うことができます。これらを取り払ってスケルトン(構造体)のみの状態にしてしまえば、最大の天井高や実現可能な間取りなどが見えてきます。

建物の構造や各部位の役割によっては、移動したり取り払うことができないケースもあります。

水廻りを移動するときは…

壁の内部に断熱材があるかどうか、配管はどのような経路になっているかという点も、工事の内容に影響します。浴室やキッチンなど水廻りを移動したい場合は、これらの位置を変更できるかどうか事前に確認が必要になります。給排水管や換気ダクトの経路によっては移動が難しいこともあります。

また、こうした技術的な問題のほか、生活音などの隣室への影響も考慮しなくてはなりません。水廻りの移動を検討する場合は隣室の間取りも把握して、後でトラブルにならないよう注意しましょう。

2.電気容量や設備をチェック

電気容量・分電盤をチェック

古いマンションでは、現在のように各部屋でエアコンを使ったり、IHクッキングヒーターなどの電気機器の使用を想定していないことがほとんどです。そのため、電気容量が少なかったり、分電盤の電線が2本しかない場合があります。大型の家電製品やエアコンを複数台使用する場合は、これらを確認しておきましょう。

外国製の家電製品や大型のエアコンは200ボルトの電源が必要になることがありますので、合わせて確認しておきます。

水圧をチェック

タンクレスタイプのトイレや外国製の水栓器具を使いたい場合は、水圧についても注意が必要です。水圧が足りない場合でもポンプで増圧できますが、他の住戸への影響も考慮しなければなりません。

火災報知機も要確認

改正消防法により住宅への設置が義務化された「火災報知器」も確認しておきたいポイントです。火災報知器が共用部の装置と繋がっている場合は、リノベーションの際に数十万程度の工事費がかかるケースもありますので注意しましょう。

3.立地と外観をチェック

購入する中古物件の候補を決めたら、不動産業者に内見を依頼します。このときの注意点をいくつか紹介しましょう。

駅から物件までは「自分の足」で

まず、駅から物件までは自分の足で実際に歩いてみることをおすすめします。不動産業者のチラシやWebサイトでは「駅から徒歩◯分」などと表示されていますが、歩くペースや信号の数、経路によってはこの時間にズレが生じることもあります。

また、道路の状況によっては、少し遠回りしてでも車の往来が激しい道を避けたい、緑がきれいな道を通りたいといった要望も出てくることでしょう。これからそこに暮らす可能性を考えれば、最低でも一度は歩いて、距離感や環境を確認する方がよいでしょう。

周辺環境も要チェック

さらに、周辺の環境についても考えておきたいところです。学校や病院、公園、スーパーなどの必要な施設がそろっているかどうかは、住みやすさに大きく影響します。周辺環境は後から変えることはできませんので、購入時にはこれらの点も考慮したいところです。

4.共用部と景観も重要

内見では、つい内装や設備ばかりに目がいってしまいがちです。しかし、古くなった内装や設備はリノベーションでキレイに生まれ変わりますが、周辺環境と同じくリノベーションできない部分も存在します。

以下に、そういった観点からチェックしておきたいポイントを紹介します。

共有部は要チェック

マンションなど集合住宅の共用部で、管理の状態をチェック。共用部とは、マンションの住人が共用するエレベーターや通路、階段、ゴミ置き場など。マンションの住人の意識や管理体制が表れる共用部は重要なチェックポイントとなります。

初めて内見したときに、「散らかっている」「汚れている」といった印象を持つようでは、購入後に後悔するかもしれません。

景観も要チェック

バルコニーとそこからの眺めも忘れずに確認しましょう。窓の向きや数はリノベーションで変更できませんので、注意が必要です。また、窓の外が空き地であれば、今後その土地に大きなビルなどが建つ可能性も考慮しておく必要があります。

おわりに

購入後に悔やまないよう、今回紹介したチェックポイントをしっかり確認しましょうね。

(image by amanaimages)

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