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    株式投資にかかわる指標PER(株価収益率)の読み方

    ここでは、株式投資で参考にしたいPER(株価収益率)とその活用の仕方を紹介します。

    本記事は、やさしい株のはじめ方のご協力により、2013年に執筆されたものです。

    PER(株価収益率)とは

    PER(株価収益率)は、会社の利益と株価の関係を表しているもので、割安性を測ることができます。PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であるといえます。

    具体的な計算式は次のようになります。PERが10倍であれば、純利益の10倍まで買われていることになります。言い換えれば、投資した資金の回収までに10年かかるという見方にもなります。

    PER(株価収益率)=時価総額÷純利益(=株価÷1株あたりの利益)
    時価総額とは、「株価×発行済み株式数」を指し、会社丸ごとの値段を表します。

    株価との連動

    株価が下がれば、PERも下がります。逆に、株価が上がれば、PERも上がります。

    純利益との連動

    純利益が前年より増えれば、PERを下げる要因となり、純利益が前年より減れば、PERを上げる要因になります。

    PER(株価収益率)の活かし方

    主に2つの方法があります。

    • その会社における、過去のPERや将来の予想PERと比較する
    • 同業他社とPERを比較する

    前者の場合は、PERの変化によりその会社内での割安性を読み取ることができますし、後者の場合は、その業界平均のPERから見て割安か、割高かを比較することもあります。

    PERを活用する上で気をつけたいこと

    業界によって平均PERは異なります。これは業界によって成長力や安定力などに違いがあるからです。

    特にIT関連の銘柄は成長力期待が強く、PERがとんでもなく高いです(100倍以上のところもあります)。PERが高すぎる銘柄は成長がついてこないことがわかったときに急落する恐れがあるので個人的には避けて買わないようにしています。東証一部の平均PERは約15倍くらいです。

    PERが低いからこの株は割安だとPERだけで投資判断するのではなく、他の指標も参考にして総合判断をすることが大切です。

    その他

    EPS(1株あたり利益)

    「EPS」とは、1株に対して最終的な当期利益(純利益)がいくらであるかを表す指標です。計算式で表すと、以下の通りです。

    EPS(円)=当期純利益÷発行済み株式数

    EPSはPER(株価収益率)を算出する際の分母にもなります。

    EPSとPERの関係は以下の通りです。

    株価÷EPS(1株あたり利益)=PER(株価収益率)

    参考

    PERについて深く知りたい方は以下の記事をご参考ください。

    おわりに

    株式投資の指標は、投資先の判断に迷ったときに投資家を助けてくれます。丸暗記ではなく何を意図している数字なのかを考えながら、理解することをおすすめします。

    (image by amanaimages)

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