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高校「国語」古文の「徒然草」の読解ポイント!

著者は現在高校生で先日この「徒然草」について学習しました。

今回は、そんな「徒然草」について読解のポイントをご紹介します。

使用文章:徒然草<つれづれなるままに>・<ある人、弓射ることを習ふに>

徒然草の基本的事項

ここでは、徒然草の基本的事項をご紹介します。

作者は?

徒然草の作者は、吉田兼好(別名:兼好法師)です。

成立時代は?

徒然草は、鎌倉時代末期に成立しました。

ジャンルは?

これはあまりよく知られていないと思います。徒然草のジャンルは、物語ではなく随筆です。

おおまかな内容

ここでは、徒然草のおおまかな内容をご紹介します。

徒然草は、人のリアルタイムを描いている作品だと著者は思います。たとえば、第九十二段の「或人、弓射る事を習ふに」では

懈怠の心自ら知らずに言へども、師これを知る

とあります。直訳では、「怠け心は自分では知らないが師匠は知っている」です。

つまり、自分ではサボってないと思っても周りからはサボってると見られている、ということです。

文体

次に、文体ですが、徒然草は序段を含め244段から成立しています。また、和漢混淆文とかな文字が中心の和文が混在していることもポイントです!

読解のポイント

徒然草序段

(原文)つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひ(い)て心に移りゆくよしないことをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの狂ほしけれ。

まずこの文です。この文の出だしはとっても有名ですね。

この文を現代語訳しやすいように解説していきます。

  • つれづれなる→形容動詞で「することがなく暇だ」を意味しています。
  • 日暮らし→副詞で「一日中」を意味しています。
  • 移りゆく→浮かんでは消えてゆく
  • よしないことを→とりとめもない事
  • そこはかもなく→動詞で「なんとなく」を意味しています。
  • あやし→不思議と
  • もの狂ほしけれ→狂ったみたいだ

以上のポイントを踏まえ現代語訳しますと

「することがなく暇だったので、一日中硯に向かって心の中に浮かんでは消えていくとりとめのないことをなんとなく紙に書きつけると不思議と頭が変になったみたいだよ」

となります。

著者は一語一語を古語辞典で調べ自分で現代語訳することが徒然草を読解するポイントだと思っています。

著者は、学校では現代語訳しか習いませんでしたので、形容動詞など品詞名を調べて勉強し読解するようにしています。

入試問題出題例(予想問題)

徒然草はとても有名で入試問題に出題されることもあります。
たとえば、こんな問題があるとします。

「つれづれなるままに」の意味を下記の番号から選びなさい。
(1)受け身でいるさま
(2)することがなく暇なさま
(3)集中しているさま

という問題です。答えは(2)なのですが、ちゃんと読解をしていないとこの問題をミスしてしまう場合があります。

おわりに

徒然草は、三大随筆に数えられています。

  • 枕草子/清少納言/平安時代
  • 方丈記/鴨長明/鎌倉時代初期
  • 徒然草/吉田兼好/鎌倉時代末期

多少、読解に手間取る部分もあると思いますが、ぜひ古語辞典を引くなどして勉強してみてください!

(photo by amanaimages)

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