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古民家での暮らしをはじめる前にやっておくこと

古民家で暮らす際は現代住宅に住むのとは違い、家を買って荷物を移したらすぐに住める、ということはほとんどありません。

ここでは、古民家での暮らしをはじめる前にやっておくことをご紹介します。

本記事は、住まい教育推進協会のご協力により、2013年に執筆されたものです。

古民家での暮らしをはじめる前にやっておくこと

予算を決める

どんなにひどい状態だったとしても、お金をかければ元に戻るのが木造住宅の良さです。お金を掛けることで現代の生活レベルに近づけることもできます。そうは言っても、理想を追求すると予算オーバーにもなりかねないので、きちんと予算を明確にしておく事が大切でしょう。

消耗箇所をリフォームする

骨組みが強い古民家といえども、新築ではないので痛みがあるのは当然です。まずは痛んでいる箇所を交換する必要があります。

  • 柱など骨組みがシロアリに喰われたり腐っていないか
  • 壁や屋根が崩れたり壊れたりしていないか
  • 水まわりの木材が腐っていないか
  • 柱を叩いてみたときに軽い音がしないか

など、素人でもチェックできることはあるので、きちんと確認しましょう。

水まわりをリフォームする

古民家に住むということは、かまどでご飯を炊くなど古い時代の生活をイメージしている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。台所(キッチン)やトイレなどの水まわりは、リフォームすることで現代の標準レベルと同等のものを設置することができます。

どこまでこだわるかは人それぞれ違いますが、古民家に住むことになるべく不自由を感じないようにしたいですね。

下水設備を設置する

下水設備が備わっていない場合は、新しく工事する必要があります。都心のように下水道が備わっていない地域もあり、その場合は下水浄化槽を設置することになるので注意が必要です。その場合でも、地方自治体から補助金が出るケースが多いので、住む地域の自治体に確認してみましょう。

電気容量

昔は電気を多く使う生活ではなかったので電気容量が小さい古民家が多くなっています。現状の電気容量を調べて、必要があれば大きくしましょう。

リフォームするときの注意点

このようにチェックするべきことも多く、素人では基礎の部分のコンディションが分かりにくいものです。

一般の工務店やハウスメーカーでは古民家の構造知識が無いため難しく、古民家鑑定士の資格を持っているプロに現地で調査をしてもらい、現在のコンディションを知ることをお勧めします。

各都道府県の一般社団法人古民家再生協会に相談しましょう。

おわりに

既にリフォームして売りだされている古民家でなく、可能であれば改装する前の状態を確認し、自分たちの望むライフスタイルに合わせたリフォームをすることをおすすめします。

また、信頼できる古民家のプロに建物のコンディションを確認してもらい、継続的に適切なメンテナンスを行うことで、家と長く付き合っていきましょう。

(image by 筆者)

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