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古民家で暮らすときに注意すべきポイント

「古民家に住みたい!」と思っても、すぐに行動に移すのはちょっと待った方がいいかもしれません。

古民家に住むということを正しく理解しないまま住み始めても、現実を目の当たりにして住むのを諦めてしまう方が多くいらっしゃいます。

まずは古民家で住むということを正しく理解しましょう。

本記事は、住まい教育推進協会のご協力により、2013年に執筆されたものです。

古民家で暮すときに注意すべきポイント

改築や維持にお金が掛かる

古民家に住むためには、消耗箇所の修理やリフォームが必要です。住み続けるにも継続的なメンテナンスが必要で、改築も現代の生活水準にあわせようとすると、いくらでもお金が掛かってしまいます。

人それぞれですが、新築住宅を購入するときと同じくらいの予算は考えておきましょう。

家と向き合う

旧来の日本住宅や欧米の住宅は、家を自分でメンテナンスして長く住み続けるものです。現代の日本ではあまり馴染みの薄い文化です。

古民家に住むということは、家と向き合い、長く付き合っていく必要があります。扉の立てつけが悪くなるなど、少々のことであれば自分で直してしまいましょう。

自然体のライフスタイル

古民家は軒先が長く造られているため、太陽の位置が高い夏場は太陽を遮ることができ、太陽の位置が低い冬場は太陽が家の中まで入ってくるようにできています。

基本的には、夏を快適に過ごせるように造られているため、その分、冬は寒いと思ってください。

また、年間を通して薄暗いのが普通です。

また、開放的な間取りのため虫が多いことも覚悟しておきましょう。古民家カフェのようなオシャレなものを想像していると、痛い目をみることになってしまいます。

コミュニティの違い

古民家に住む場合、田舎への移住がほとんどでしょう。その際に、地域のコミュニティにすんなり入れるかが問題になります。

田舎は都心とは違って人間関係が濃密で、ご近所の方が勝手に玄関をあけて平気で入ってくる場合もあります。プライバシーが守られる現代住宅の生活とは全く違うと心得ましょう。

収入を得にくい

田舎に移住して、十分な収入が得られるかどうかは大きな課題となるでしょう。そもそも都心部に比べて仕事が少ない分、見つかりにくい上、仮に見つかったとしても、収入は都心部より確実に下がります。物価は都心部と比較して安いですが、ライフスタイルを変える必要がでてきます。

したがって、週に1回や月に1回だけ出社するノマドワーカーや、SOHOで仕事をする人が古民家在住者に多いのも特徴です。

おわりに

「古民家に住むとカッコイイかな」程度の簡単な気持ちで住むと大変な目にあいます。古民家に住むには、相応の覚悟と理由が必要だということを覚えておいてください。

(image by 筆者)

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