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棋譜並べが苦手でも囲碁上達を目指せる方法

最近では、インターネットを通じて世界中の人と囲碁を打てるようになりました。しかし、ネット碁でいくら実践を積んでも上達せずお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

筆者自身も、いくら対局しても強くなれないのが悩みでした。今回は、そんな方のために、実践以外の囲碁上達法をご紹介いたします。

棋譜並べで囲碁上達を目指すポイント

棋譜並べは、プロ棋士の考え方を身につけ、先を読む力を向上させるのに有効な練習方法です。筆者も、毎日朝刊の囲碁欄を切り抜き、碁盤に棋譜を並べて検討をしていました。

次の一手を考えながら石を並べる

棋譜並べは、対局者の思考の追体験です。したがって、ただ機械的に並べるのでは意味がなく「次の一手はどこだろう」と考えながら並べていくのがポイントです。

ひとつの棋譜を繰り返し並べる

次々と新しい棋譜に手を出して勉強するよりも、ひとつの棋譜を覚えるくらいに何度も繰り返し並べた方が効果的です。定石や布石は、何度も目にすることで覚えられますし、最初は理解できなかった手も検討を繰り返すことで見えてくるからです。

棋譜並べのデメリット

棋譜並べにはひとつ大きなデメリットが存在します。それは、棋譜並べは「面倒であり、習慣が続かない」ということです。1局の棋譜を並べようと思えば、1~2時間はかかります。

さらに、一手一手の着手の意味が理解できないと、棋譜並べが単純作業となってしまい、つまらないのです。筆者も、棋譜並べの習慣は1年と続きませんでした。

そこで、棋譜並べと同等の効果が得られる上達法をご紹介します。

棋譜並べが苦手な人のための上達法その1

テレビで対局観戦をする

棋譜とは対局の記録ですので、対局を観戦することで棋譜並べと同じ効果が得られるでしょう。

たとえば、テレビでの対局番組があります。対局番組では、毎週日曜日お昼に放映されている「NHK杯テレビ囲碁トーナメント」が有名です。また、ケーブルテレビの囲碁将棋チャンネルや、対局動画を収めたDVDも販売されています。

いずれも一手一手の着手が動画で見られ、プロ棋士の解説も聞けるので、棋譜並べの手間が省けます。

ネット碁会所で対局観戦をする

KGSなどのネット碁会所の高段者同士の対局を観戦するのも、棋譜並べと同様の効果があります。対局をリアルタイムで見ることができますので、臨場感を持って観戦できます。

棋譜を保存して、巻き戻したり最初から並べたりするのも、ボタンクリックひとつで可能です。

碁会所囲碁大会での対局観戦も、その場の雰囲気が味わえて良いかもしれません。この場合は、対局者の迷惑とならないよう注意しましょう。

棋譜並べが苦手な人のための上達法その2

打碁本(棋譜解説書籍)を利用する

筆者がメインで行っていた囲碁上達法です。短時間で勉強できるので、棋譜並べの時間が取れない人にも非常に効果があります。打碁本は、棋譜と解説を載せた囲碁書籍です。棋譜本と呼ばれることもあります。

打碁本の選び方

打碁本の選び方は、できるだけコンパクトなサイズひとつの対局についてページ数を多く割いて詳細に解説してあるものが望ましいです。1ページあたりの手数が5手程度に収まってあるものであれば、小説のように読み進めるだけで盤面を追うことができるので便利です。

筆者は、電車での移動時や、待ち時間に打碁本を繰り返し読んで、棋力アップに成功しました。本がぼろぼろになる頃には、級位者から初段になることができました。打碁本は、細切れの時間に暇つぶし感覚で読めるので、棋譜並べをするよりもずっと楽な勉強法でした。

誠文堂新光社より出版されている『囲碁名局細解』シリーズはポケットサイズでどこでも読めるのでオススメです。

おわりに

いかがでしたか。

棋譜並べは、囲碁上達の王道です。また、工夫をすることで棋譜並べと同様の効果を得ることも可能です。この機会に棋譜並べを始めて棋力アップし、碁友を驚かしてみてはいかがでしょうか。

以上、お役に立てれば幸いです。

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