ファンド(投資信託)を選ぶときに、まず確認してほしいのが「基準価額」「騰落率」「販売手数料・信託報酬」「純資産総額」の4つです。今回はそれらの項目についてご説明します。
ファンド選びの4つのポイント
基準価額(きじゅんかがく)
ファンド価格(時価)のことです。多くのファンドでは基準価額が1万円からスタートしています。ファンドの今の価値はこの値で確認しましょう。
騰落率
基準価額の値上がり(または値下がり)の率を意味します。3ヶ月、6ヶ月、1年といった一定の期間において、基準価額が何%上昇(または下降)したかを表示したものです。騰落率によって過去の値動きを把握することができます。
販売手数料・信託報酬
販売手数料
ファンドの購入時に販売会社に支払う費用のことです。ファンドを購入する際、支払います。
信託報酬
ファンドを運用するための費用です。ファンドを保有している間は、「運用会社(販売会社・信託会社)」に信託報酬が支払われます。
純資産総額
ファンドの運用には、一定規模の純資産額が必要です。各ファンドに適した純資産額があることで、安定したファンド運用をすることができます。ファンドを選ぶ際には、この点にも注目してみましょう。
おわりに
特に、「販売手数料」や「信託報酬」は投資信託をする上でかかってくる費用になりますので、きちんと把握しておきましょう。
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