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分詞を使って2文を1文にまとめてみよう!中学英語の分詞の学び方

中学3年で学ぶ分詞は、同じ時期に受動態や関係代名詞も学ぶため、「色んな文法がごっちゃになって分かりにくい!」という意見をよく聞きます。

今回は、そんな絡まった文法知識をほぐすために、分詞に特化して分かりやすく解説を心がけたいと思います。

分詞の基本知識

分詞の形と基本的な意味

まず押さえておいてほしい分詞の基本的な働きは、「名詞を前もしくは後ろから修飾し、その名詞を詳しく説明する」ことです。大別すると現在分詞(~している)と過去分詞(~された)の2つの形があるのですが、その働きに変わりはありません。

現在分詞

まず、下の例文を見て下さい。

「Look at that boy. He is sleeping under the tree.」(あの男の子を見て。彼は木の下で眠っています。)

「be動詞+ing形」は現在進行形で「~している」という意味でしたね。中学2年までの文法力であればこうやって2つに分けて表現するしかないのですが、分詞を使えば「木の下で眠っているあの男の子を見て。」と1文にまとめることができます。

どうするかというと、2文目に出てくる主語とbe動詞を外して、そのまま1文目につなげるのです。

「Look at that boy sleeping under the tree.」(木の下で眠っているあの男の子を見て。)

be動詞とセットで使われているing形は現在進行形ですが、上のようにbe動詞なしでそのまま名詞の後に続いているing形は現在分詞と言います。「~している」という意味合いは変わりませんが、訳すときは名詞を修飾するように先に訳します。

過去分詞

次に、下の例文を見て下さい。

「I have a book. It was written by Natsume Soseki.」(私は1冊の本を持っています。それは夏目漱石によって書かれました。)

「be動詞+過去分詞形」は受動態で「~された」という意味でしたね。これも受動態までの文法力であればこうやって2つに分けて表現するしかないのですが、分詞を使えば「私は夏目漱石によって書かれた本を1冊持っています。」と1文にまとめることができます。

どうするかというと、先ほどと同じように、2文目に出てくる主語とbe動詞を外して、そのまま1文目につなげるのです。

「I have a book written by Natsume Soseki.」(私は夏目漱石によって書かれた本を1冊持っています。)

be動詞とセットで使われている過去分詞形は受動態ですが、上のようにbe動詞なしでそのまま名詞の後に続いている過去分詞形は過去分詞と言います。「~された」という意味合いは変わりませんが、訳すときは名詞を修飾するように先に訳します。

分詞の形容詞用法

上で紹介した分詞の例文は、2つとも名詞を後ろから修飾していますよね。しかし、分詞の中には名詞を前から修飾するものもあります。

「There is a beautiful girl.」(美しい女の子がいます。)

「There is a sleeping girl.」(眠っている女の子がいます。)

名詞を前から修飾するものの代表といえば、beautifulやcuteなどの形容詞ですよね。実は、分詞はそれ単独の使用だと名詞の前に付けるので、本当に形容詞みたいなおさまり方をします。

上の2つの例文を見て下さい。形容詞のbeautifulと現在分詞のsleepingが、同じようなおさまり方をしていますよね。これを、分詞の形容詞用法と言います。

しかし、もしこの単独の「眠っている」が「木の下で眠っている」というように他の語も伴うようになったら後ろから修飾するようになります。

もちろん、過去分詞にも同じように形容詞用法があります。

「There is an old watch.」(古い腕時計があります。)

「There is a broken watch.」(壊れた腕時計があります。)

これも、形容詞のoldと過去分詞のbrokenが、同じようなおさまり方をしているのが分かってもらえると思います。

勉強のポイント

分詞を使うことで、これまで現在進行形や受動態で表現していたことを、別の文章と合わせてすっきり表現できることを今回学びました。

分詞でつまずく代表例は、「現在進行形や受動態とどう違うの?」ということですから、まずはそこをきっちり押さえる必要があります。なので、分詞を使って2文を1文にまとめるだけでなく、「現在進行形や受動態を使って1文を2文に分けてみたらどうなるだろう?」と逆のアプローチもしてみると、区別がはっきりしてくると思いますよ。

おわりに

これを読んだら、さっそく家にある問題集にチャレンジして見て下さい。「Strike while the iron is hot.」(鉄は熱いうちに打て)ですよ!

(image by 筆者)

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