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足元から暖かく!床暖房の基礎知識

冬になると、床が冷たくて座るのも嫌だという方は多いのではないでしょうか。床暖房なら、寒い冬でも足元から暖かくすることができます。

今回は、床暖房の種類や床材などの基礎知識を紹介します。

本記事は、ホームプロのご協力により、2013年に執筆されたものです。

床暖房の特徴

身体にやさしい暖房器具

暖まった空気は上昇する性質があります。そのため、温風暖房は足元が冷たくなりがちで、温風の吹き出し口付近の温度が高く、室内の温度にムラが生じてしまいます。

一方、床暖房は床全体を暖めるため、足元が暖かく温度もほぼ均一になります。足腰の冷えに悩む女性やお年寄りにとっては快適な暖房器具と言えます。

空気の乾燥を防ぐ

温風暖房の場合、風が直接肌に当たって体温を奪ったり、乾燥して肌がカサカサになったり、のどを痛めることもあります。床暖房は風が出ないので、乾燥を防ぐことができます。

部屋の空気を汚さない

床暖房は、室内燃焼型の暖房器具のように排気を出しません。そのため、空気を汚す心配がありません。温風暖房ではアレルギーやぜんそくの原因となるハウスダストが風で舞いますが、床暖房の場合、無風なので舞い上がる心配がありません。

耐用年数は住まいと同じくらい

床暖房用の温水パイプは現在約30年の耐久試験を続けており、住まいと同程度の耐久性があると考えられています。6畳程度の広さなら30万円程度で設置できるタイプもあるため、長い目で見れば経済的かもしれません。

部屋が広々と使える

床暖房は機器本体や燃焼器具を室内に設置する必要がありません。運転音もなく静かで、部屋の隅々まで広々と使えます。

リフォームが簡単

床暖房はフローリングだけではなく、畳、浴室などにも対応できます。木工工事を必要としない既存の床の上に貼るタイプは、8畳程度の施工が1日で完了します。

床暖房の種類

床暖房には「温水式」と「電気式」があります。設置場所やコストなどを検討して適した方式を選びましょう。

温水式

熱源機(給湯暖房機)で温めた温水を、床下に敷いた温水パネルに循環させる仕組みです。

広い面積や複数の部屋に設置する場合や、長時間利用する場合はコストの安い温水式がおすすめです。

メリット

ランニングコストを安く済ませることができます。

デメリット

配管工事が必要など、比較的、手間がかかります。最近では簡単な工事で設置できるタイプも増えいます。また、熱源機は定期的なメンテナンスが必要です

電気式

床下に電熱線ヒーターを組み込んだパネルを内蔵し、ヒーターが発熱して暖房します。割安な深夜電力を利用して蓄熱するタイプもあります。

キッチンや洗面所など、採用する面積が少ない場所におすすめです。

メリット

仕組みがシンプルなので、設置費用は割安になっています。

デメリット

住まいの電気容量をアップする必要があるので、毎月の電気料金が上がるかもしれません。

和室にも床暖房

和室の床暖房は、普通の畳では対応できません。薄くて熱が伝わりやすい床暖房専用畳が各社から発売されています。

床暖房専用畳の特徴

  • 普通の畳の厚さは約60mmだが、床暖房専用畳は15~30mmと薄く、パネルの熱を表面まで適度に伝えることができる。
  • 薄くてもクッション性があり、耐久性に優れている。
  • 熱を加えても乾燥や縮み、反りがない。
  • 湿気が多くても伸びない。

畳表は、天然イ草や人造イ草、和紙、縁のない琉球畳、和紙製など、さまざまな商品があります。また、日焼けに強く、耐水性のあるタイプもあります。

おわりに

床暖房は、足元から暖めてくれます。床暖房で、暖かく、広々とした空間づくりをしてみましょう。

(image by amanaimages)

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