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住まいづくりで知っておきたいサッシの基礎知識

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サッシとは、窓枠として使用される建材のことを指します。

ここでは、サッシにはどのような種類があるのか、またその特徴についてご説明します。

本記事は、OZONE家designのご協力により、2013年に執筆されたものです。

サッシの種類と特徴

スチールサッシ

スチールサッシとは、スチールでできたサッシをいいます。アルミサッシが普及するまでは、学校などの公共建築でよく使用されていました。

現在では木製サッシと同様に、雰囲気を重視するインテリアで使用されます。

メリット

スチールサッシは、錆びにくい材料でできています。

しかし、全くさびないというものではないので、表面に水分を残したままにはしないようにしてください。

デメリット

スチールサッシは重量があるため、開閉に力が必要で、長年使用しているうちに戸車などが傷んできます。

施錠も他の素材に比べてスムーズではありません。

常に滑りよくしておくため、少量の油を塗るなどの手入れが必要です。

アルミサッシ

アルミサッシとはアルミでできたサッシをいいます。アルミサッシは現在最も普及している窓枠です。

メリット

寸法精度が高く、複雑な形状がつくれます。また、気密性、耐久性ともに優れています。

デメリット

アルミサッシの問題点は、窓の内外の温度差により、結露しやすいということです。

アルミサッシの表面に水滴をためたままにしておくと、皮膜を傷め、やがては腐食してしまいます。

また、柔らかい素材でできたアルミサッシは、傷が付きやすいことも難点です。

アルミサッシは軽くて開閉が楽なことから、開閉や施錠の頻度が高くなるため、サッシ本体に問題が起きなくても、戸車や引き手、錠などが先に傷んでしまう場合があります。

樹脂サッシ

硬質塩化ビニール樹脂のプラスチックを主な材料としてできた窓枠をいいます。

メリット

樹脂サッシは遮音性、断熱性が高く、結露を防ぐことができます。

海外をはじめ、日本の寒冷地でも普及しています。

デメリット

本来樹脂サッシは、アルミサッシに比べて強度が落ちるという欠点がありました。

しかし、最近ではアルミと樹脂の複合サッシなども登場し、より身近な窓枠になってきています。

木製サッシ

アルミサッシの普及で、木製の窓枠は激減しました。しかし、木の手ざわりが持つ、ほかの材料にはない温かみが再び見直され始めています。

メリット

木製サッシの優れた点は、質感と結露しにくいことです。

デメリット

常に風や雨にさらされる窓枠に木を使うとなると、どうしても腐食の問題が生じてきます。

また、長年使用しているうちに木に狂いが出て、収まりが悪くなったり、塗装がはげてくることも考慮しておかなければなりません。

木製サッシを採用する時は、水に強く狂いの少ない樹種を使い、施工には高い技術力を持つ業者に当たってもらいましょう。日頃から家具用艶出しで拭くといった手入れも必要です。

複合サッシ

サッシ枠の室外側がアルミ、室内側が樹脂や木製タイプの窓枠をいいます。

アルミサッシの結露し易いという欠点を、室内側のサッシを樹脂などの熱伝導率の低い素材にすることで改善した、いいとこ取りのサッシです。

おわりに

ここでは、住まいづくりで知っておきたいサッシの基礎知識についてご説明しました。

サッシを変えるだけで、外観も暖かさも一変します。みなさんもぜひ一度検討してみてくださいね。

(image by 筆者)

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