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投資信託の運用に強くなるために知っておきたいこと

投資信託は、「中長期の運用に向いている商品」といわれています。ファンドの選択や購入だけでなく、購入後の運用についても気を配りましょう。ここでは、投資信託の運用に強くなるために、知っておきたいことをご紹介します。

本記事は、2013年3月のソニー銀行株式会社への取材情報をもとに執筆されたものです。

投資信託の運用方法について知ろう

投資信託の運用方法は、一般に「アクティブ運用」と「パッシブ運用」に分けられます。購入した投資信託がどのような運用方法を採っているかを知っておきましょう。

アクティブ運用

市場の動き(インデックス)を上回るリターンをあげることを目指す運用のことです。アクティブ運用には以下の2つのアプローチがあります。

トップダウン・アプローチ

「経済成長率」「物価」「金利」「為替」などを予測する「マクロ分析」からスタートし、どの産業が好調であるかを予測します。その上で、好調な産業の中から投資対象として魅力的な企業を選択します。

ボトムアップ・アプローチ

個別企業の調査、分析から投資対象となる魅力的な銘柄を発掘し、ポートフォリオを構築していく手法。ファンド・マネージャーの手腕が大きく試される方法です。

「ベンチマーク」や「運用対象」が同じでも、投信会社やファンド・マネージャーの運用能力によって運用実績が異なります。

パッシブ運用

ベンチマークとするインデックスのリターンに等しいリターンをあげることを目指す運用のことです。

「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」の動きに連動した運用をめざすインデックス・ファンドなどは、パッシブ運用の一種であるといえます。

波乱相場や一方的な下落相場の場合、大きな損失を被るケースがあります。

株式投資信託における投資スタイルを知ろう

株式投資信託における投資スタイルには「グロース型」と「バリュー型」があります。

グロース型

将来的な成長が期待できる銘柄に投資する運用手法です。

バリュー型

割安な水準にある銘柄で、将来的にその銘柄が市場で適正な評価を受けられることを想定して投資する運用手法です。

ブル・ベア型について知ろう

相場全体がどの方向に動くのかという、いわば大局的な相場観にしたがって投資したい場合は、その相場観を反映できるものを購入するのもひとつの手段でしょう。このようなニーズに応えるものには「ブル・ベア型」があります。

ブル型

ブル(牡牛)型とは、株式相場(日経平均など)が上昇したとき、その値上がり幅以上(2倍、3倍)に利益が出るように作られたファンドです。

ベア型

ベア(熊)型とは、株式相場が下落したとき、利益が出るように作られたファンドです。

相場が上昇すると判断すれば「ブル型」を、下がりそうだと判断すれば「ベア型」を選びます。
自分の相場観で売買のタイミングを判断しなければなりません。自己責任においてなされるものであることに注意しましょう。

地域や通貨による違いを知ろう

投資の対象となる地域が「国内」か「海外」か。海外の場合は米国、ドイツ、英国のような「先進国」か、それとも東南アジアや中南米などの「エマージング・マーケット」を対象にしているのかなどによって、リスク・リターンは変わります。

リスクとリターンは、投資先のマーケットによって大きく左右されますので、「グローバル・ファンド」と称して販売されている投資信託は、どの地域への投資の比重が高いかを理解しておく必要があるでしょう。

ファンド選びの際には、「マーケットの特徴の概略」「リスクの所在」あわせて「為替ヘッジ」をどの程度行っているのかをチェックするようにしましょう。

おわりに

自己責任という観点でも、投資信託がどのような運用方法や投資スタイルを採っているかを知った上で購入するようにしましょう。

(image by 足成)

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