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そこは地震に強い?土地購入の地盤の見極め方

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住宅の耐久性を決めるのは、なんと言っても家を建てる「地盤」です。ゆえに、マイホームを建てる時に地盤をきちんと見極めて土地を購入することが大切です。

ここでは、土地購入の地盤の見極め方についてまとめているので、安心な土地がなんたるかを学んでいきましょう。

本記事は、株式会社ザ・ハウスのご協力により、2013年に執筆されたものです。

土地購入の地盤の見極め方

地盤が弱いと不均一に土地が沈む不同沈下が起き、壁がひび割れたり、ドアや窓が開きづらくなったり、最悪の場合には家が傾いて倒壊します。また、普段は何も起きなかったとしても、地震のときに一気にこれらの症状が現れることもあります。

地盤の尺度「地耐力」

地盤の強度は1平米当たり何トンの重量を支えることができるかという「地耐力」という単位で表します。

どのくらいの地耐力が必要かは、上に建てる建物の重量によります。つまり、ある土地で木造住宅は建てられても、鉄筋コンクリートを建てるためには地盤改良が必要になるということがあります。

一般的な土地は3トン以上あります。

「地耐力」の見極め方

土地を買う前にぜひとも正確な地耐力を知りたいところですが、候補の土地の地盤調査をいちいち費用をかけて行うわけにもいきませんよね。

そこで、おおよその地耐力を把握する方法を紹介しておきます。

1:地形からおおよその検討をする

まずは地形からおおよその検討をして見ましょう。以下のような特徴を持つ土地は地耐力が弱い可能性があります。

  • 近くに川があって元々は川か川原だった可能性のある土地
  • 湿地帯で池や沼を埋め立てた可能性のある土地
  • 造成によって盛土をされた土地
  • 近所の家の基礎部分や窓の周りにひびが入っている場合

逆に、古くからの住宅地や現在重い建物が建っている土地は地盤が強い可能性が高いのですが、数メートル離れただけで地耐力が全く違うこともあり、それだけで確実だと考えることは早計です。

2:昔の調査データを活用する

以前に売主が調査した地盤データを不動産会社が持っていたり、土地そのものでなくても、付近の地盤強度のデータを役所が持っていることがありますので、不動産会社や役所の建築課に聞いてみてください。

ただし、土地の欠点を積極的に明かそうとする良心的な不動産会社はそう多くありませんので、データがない場合は説明を鵜呑みにしないほうがよさそうです。

地盤が弱そうな場合の対処法

万一、地盤が弱そうだからといってすぐにあきらめる必要はありません。

  • 支持層まで杭を打つ
  • 地盤改良する
  • 基礎をベタ基礎にする

といった施策で、十分な対策を講じることによって安全に家を建てることができます。

ただし、その分の費用が余計にかかりますので、土地の価格に予想される地盤対策費用を足した上で、その額が土地の魅力と釣り合うのか、予算を確保できるのかを検討することが必要です。

地盤対策費用の額は地耐力と建物の重量によって様々です。

木造2階建て、30坪の住宅の場合、最大で200万円程度が目安です。

おわりに

住宅の耐久力は地盤の強さに大きく影響します。購入前に地耐力の見当をつけ、地盤対策費も見込んで土地を検討するようにしましょう。

(image by 筆者)

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