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    住宅建築時の「工務店」の選び方

    ハウスメーカー選びや建築家選びよりも難しいのが、工務店選びです。なぜなら、工務店はハウスメーカーのように客観的に信用を計る基準や情報が少なく、また、各社によって業態や職能、経営意識がまちまちなため、建築家のように純粋に相手を選ぶということに集中できないからです。

    今回は、工務店選びの基準をまとめてみたので、参考にしてください。

    本記事は、株式会社ザ・ハウスのご協力により、2013年に執筆されたものです。

    住宅建築時の「工務店」の選び方

    業態

    ひと口に工務店といっても、その形態は各社でまちまちです。

    工務店の業態にはそれぞれにメリットとデメリットがあり、各工務店の業態が自分の希望に合っているかをあらかじめ確認しなければなりません

    取り寄せた資料やホームページなどを読み込み、どのような業態で、何が得意で何が不得意なのかを確認しましょう。分からない場合は、電話や訪問して確かめて見ましょう。説明があいまいだったりする場合は注意が必要です。

    信頼性

    信頼性を見る上で、正式な信用調査でもできれば越したことはありませんが、建て主がそこまで行うことは大変な負担です。

    そこで1つの指標にしたいのが完成保証への加入です。

    完成保証は、その工務店が施工中に倒産しても、別の工務店が工事を引き継いで住宅の完成させてくれる制度です。
    一定の経営水準を満たしている工務店だけが受けられる制度で、工務店の信頼性を計る上で貴重な指標となります。

    そして、実際に工務店へ行って、会社の雰囲気感じたり、経営者や担当者と話しをして確認しましょう。

    簡単に言うと「だらしなさ」を感じた場合は、その工務店はやめることが無難です。

    また、

    • 社長の経営哲学
    • 担当者との相性
    • どのような保証体制を整えているか

    も確認しておきましょう。

    技術力

    これまでに手がけた建物や施工中の現場を見学することが大切です。

    建物のデザインに目が留まりがちですが、仕上げの丁寧さや正確さに目を向けることが重要です。

    機会があれば、住んでいるお宅の方に建築中や引渡し後の対応も聞きましょう。工務店といい関係が築けているようであれば、建物の満足度も高いはずです。

    また、建築士や施工管理技士などの技術や資格を有する技術スタッフを抱えているかも確認しておきましょう。

    金額

    金額と言うと総額だけに目を奪われがちですが、総額以上に「内容」が大切です。

    特に「安すぎる」総額の場合は、内容を詳細にチェックすることが必要です。安いことは歓迎すべきことですが、モノには値段がありますので、根拠なく安すぎるということはありえません。

    「一式見積り」のような言葉を多用している場合は、それだけでマイナスポイントです。明細見積書を求め、図面の内容(要望)が正確に反映された見積りであるかどうかをチェックします。

    所在地

    工事中や竣工後のアフターサービスなどを考えると、工務店が計画地に近いことも重要です。突発的なことがあった場合にも、すばやく対応してもらえる近さなら安心ですし、長年その地域で営業をしている工務店であれば、地元でも評判を落とさず、良心的な工事も期待できます。

    また、建設地が近いと現場管理が行い易く、管理費を抑えることができますので、建設地と工務店の距離はコストに影響する要素でもあります。

    おわりに

    工務店選びを成功させるには、金額だけでなく、工務店の信頼性や担当者との相性、実績、技術力、保証内容などを総合的に判断して選ぶことが大切です。

    (image by 筆者)

    このライフレシピを書いた人