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プロマジシャンになる方法

魔法のような不思議な演出で人を驚かせ、喜んでもらえるマジック。それを生業とするプロマジシャンは、マジックをやっている人にとって憧れの職業です。

筆者が過去に副業でマジシャンとして活動していた経験と、プロマジシャン達との交流、マジック業界の知識から、プロマジシャンになる方法を紹介します。

プロマジシャンとしてやっていける程度のマジックの技術があることを前提とします。

プロマジシャンとは

プロマジシャンの定義は非常に曖昧で、極端な話プロマジシャンを名乗ってしまえば誰でもその時点でプロマジシャンになれます。実際プロマジシャンを名乗っている方でも、別に本業があって副業でマジシャンをしているというケースも多いです。

ここでは、プロマジシャン=マジシャンの活動で生計を立てている人、として説明していきます。マジシャンとしての仕事は大まかに以下の2通りがあります。

  • イベント出演などの営業活動
  • マジックショーを開催しているお店等での活動

基本的にはこの2通りのどちらか、あるいは両方で仕事をしていくことになります。

プロマジシャンになる方法

STEP1:マジシャンになるための準備

まずプロマジシャンとして営業活動をしていく場合、「名前」を売り込んでいくことになります。本名でも構いませんが、芸名を付けた方が覚えられやすく、本格的な雰囲気が出るため、営業活動をしやすいです。本名を縮めたりアルファベットにするだけでも雰囲気が出ますので、これから売り込んでいく「名前」を決めましょう。

名前が決まったら、名刺を作ります。マジシャンであることと、名前、連絡先を記載し、なるべくマジシャンらしいデザインの名刺を作成しましょう。

営業の依頼を貰う必須ツールですので、営業先にはもちろん、プライベートでも常に持ち歩くようにしましょう。

STEP2:営業活動

準備が整ったらいよいよマジシャンとしての活動を始めていきます。まずはなるべく多くの知人に、イベント等があったら呼んで欲しいという旨を伝えておきます。最初はマジックを「やらせてもらう」というスタンスで営業活動をしましょう。

老人ホームや保育園などは、こちらから無償で頼めば喜んでやらせてくれる場合が多いです。積極的に営業の電話をかけて頼んでみましょう。

営業の依頼が来たら、営業先でマジックをします。その際、マジックを見てもらった観客の方々に名刺を配りましょう。たった1回の営業でも、10人のお客さんがいれば10人の、50人いれば50人の潜在顧客を得ることができます。

STEP3:知名度を上げる

そのうち名刺を配ったお客さんから依頼の連絡が来るようになります。その依頼先の営業でまた名刺を配り、顧客をどんどん増やしていきます。積極的に活動していればその内毎週末依頼が来るくらいになれます。本業があって、兼業でプロマジシャンになるというのであれば、この時点でプロマジシャンとして成功していると言えます。

STEP4:飲食店や芸能事務所への所属

完全にマジシャンの仕事一本にしたい場合、不定期な営業活動だけでやっていくのは限界があります。安定した収入を得るためには、芸能事務所や飲食店に所属して活動していく事が必要です。

事務所に所属する場合

事務所を探して連絡をし、面接やオーディションを経て芸能事務所所属のマジシャンになります。事務所に入ったら事務所経由で来た依頼の仕事をしていくことになります。

お得意先を増やしていくことでより安定した仕事が出来るようになります。

マジックショーのある飲食店に勤務する場合

主な場所はマジックバーです。お酒を飲みながらマジックを見ることのできるマジックバーは少なくありません。実際にお店に行き、雇ってもらえないか打診してみましょう。

その場はダメでも、いろんなお店に顔を出して店主と顔なじみになっておけばいつか人手が足りなくなった時にお声が掛かるかもしれません。もちろん最も確実な方法は自分でお店を開いてしまうことです。

プロマジシャンの収入について

プロマジシャンといっても知名度や仕事量で収入もピンからキリまで様々です。営業一回のギャラをとっても、マジシャンの人気やイベントの大きさ、出演時間などによって大きく差があります。

個人で営業活動をしていく場合、一回の出演が1~3万円くらいの仕事が多いです。大きいイベントだと5~10万円くらい貰える場合もあります。イベントは週末に集中するので、毎週末1回依頼があったとして、月に10万円前後くらいの収入になります。

事務所に所属した場合、その知名度や人気に応じて、数万~数百万まで幅広く出演料が決められていきます。出演料の内マジシャンへのギャラ配分は事務所によって様々ですし、固定給の事務所もあります。有名になれば毎日のように仕事が入ってギャラも上がり、月に数百万の収入を得ることも夢ではありません。しかし事務所に所属したからといって必ず仕事があるわけではなく、全く仕事が入らず収入0ということもありえます。

おわりに

紹介した内容はオーソドックスな流れであって、必ずこの通りに事を運ばなければならないわけではありません。

筆者の場合は趣味でやっていたマジックが口コミで広まって自然に依頼が増えて行きました。そしてある時、結婚式の二次会でのマジックショーの依頼が入り、その際、会場の飲食店の店長の目に留まり、交渉の末レギュラーでの出演契約を頂くことになりました。

プロマジシャンとして活動していくのは簡単なことではありません。成功できるのも一握りです。

しかし、お笑い芸人やミュージシャンなどのエンターテイナーに比べてマジシャンは人口も少なく、競争率は低いです。本気で目指すのであれば、腕を磨いて積極的に営業活動をしていきましょう。

(photo by 筆者)

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